BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

2005-01-01から1年間の記事一覧

聖夜に響くボーイソプラノ アンソニー・ウェイ

イギリスの人気者、アンソニー・ウェイ クリスマス時期にとても聴きたくなるボーイソプラノのCDにイギリスのアンソニー・ウェイ(Anthony Way)の『天使の祈り』があります。アンソニー・ウェイは、セントポール大聖堂聖歌隊出身。 '95年にイギリスで放送さ…

来日ソリスト列伝  イエルク・クルシッツ

演技達者なアルトソリスト 1980年来日のウィーン少年合唱団が上演したオペレッタ「おしゃまなプリマ」で、憎まれ役の老プリマを演じたイエルク・クルシッツも、私にとっては歴代のウィーン少年合唱団のソリストの中で最愛のボーイアルトです。 地声に近く、…

来日ソリスト列伝 ミヒャエル・クナップ

1980年来日ウィーン少年合唱団 伝説のボーイソプラノ パート1・2から随分と間が空いてしまいましたが、ようやく続編を書こうと思います。友人でミヒャエル・クナップファンのYちゃんから素晴らしい情報をいただいたので一気に気持ちが高まりました(笑)…

どうしたって天才!少年時代のマイケル・ジャクソン

世界一有名な少年ボーカリスト 少年歌手好きの私にとって、やはりリストから絶対に外せないのはマイケル・ジャクソンです。醜聞にまみれた(?)今の彼がどうであろうと、彼の残した業績と才能の凄さにはやはり蓋を閉めることはできない・・・と思ってしまうので…

とびきり楽しい曲「バッハ/クリスマス・オラトリオ」

【クリスマスを楽しく彩る名曲】 かつてバッハ自身が毎週のように曲を作って歌わせていたのが聖トーマス教会合唱団。今でもバッハは、彼等の主要なレパートリーとなっていますが、日本公演では大概、『マタイ受難曲』が定番という感じです。念願かなって、生…

「飛ぶ教室」の制服少年達

少年達のモデルは聖トーマス教会合唱団(トマーナコア) '03年の聖トーマス教会合唱団のコンサートで沢山のチラシに混じって、ある映画のチラシをもらいました。ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの映画『飛ぶ教室』映画版の広告でした。 もともとドイツで大…

悲劇の少年たち 高橋良明

出逢いと別れは突然に・・・ つい最近、エンターテイメントニュースで、16歳で夭折したアイドル、高橋良明君の弟さん、高橋知秀さんがミュージシャンとして活躍してることを知りました。 2歳下の”弟”さんとはいえ、当然のことながらすっかり大人の男性でお兄さ…

あの頃のキミはお子ちゃまセクシー~♪ 堂本光一

若干14歳・浪速の王子さま 今や全然ファンから足をあらってしまってますが、その昔Kinki kidsに大ハマリしていた時代がありました。それも、歌手デビューの遥か昔、彼等がまだ14歳の頃です。きっかけは、巷で話題になっていた(?)TVドラマ『人間失格』で…

気になる韓国版ジャニーズ系グループ

まだデビュー('05/11/6)前のホヤホヤ少年グループのニュースを見つけました。SUPER JUNIORという12人からなる韓国ポップグループです。写真を見れば一目瞭然、まるでジャニーズのアイドルそっくり。制度としては、モーニング娘のように入れ替わりを想定し…

フランス版ビックマンモス? POPPYS

なんとなく大人なボーイズグループ '70年代の初めにフランスで人気だった少年グループがPOPPYSです。年代は小学生くらいでしょうか。しかし、私はこのグループのことはほとんど知りませんでした。 だいぶ後になってパラパラと紹介記事を目にして、かなり気に…

すごい本が出たものだ 「少年俳優」

これはやはり創刊号になるのでしょうか?とすると第二弾も出てしまうわけでしょうか(汗)、あなオソロシ、「少年俳優」。この手の雑誌では少女ものは山ほど発売されておりますが、少年子役ものは初めて見ました。そしてこれまたノリで買わされてしまってる…

ためになる五嶋龍君の本

五嶋龍君の本は、1日で一気に読めるほど簡潔ですが、とても面白かったです。生い立ちや、今考えていること、など確かにエッセイ集なのですが、いちいちためになるというか、新鮮な驚きがありました。 ヴァイオリンとの付き合い方も「ただの楽器ではなく、身…

リベラ初の写真集

最近買ってしまった本、煩悩の趣くままに・・・ 本日買ったばかりのホヤホヤ写真集は、リベラのものです。少年合唱団系の写真集は、数年に一度、まったくもって唐突に?刊行されるものが多く、各国の少年合唱団を集めた資料集的なものが数冊あります。 また、ウ…

その歌声はまるで少年オペラ歌手!〜Alex Prior

小さなパバロッティ 海外のサイトでふと目に留まった少年歌手、Alex Prior君の新譜CDを最近入手しました。AMAZONでも購入可能なイギリス盤『Just a boy』というアルバムです。*1 最初に聴いたときは、とにかくかなりの声量に驚かされてました。ボーイアル…

来日ソリスト列伝 グレゴール・バウエルンシュミート

印象的なボーイアルト このコンサートではいくつかの輸入盤CDが販売されていたので手にされた方もいらしたと思いますが、「ヨハネ/マタイ受難曲、ペルゴレージ/スターバト・マーテル」のソロをとっているグレゴール・バウエルンシュミート(Gregor Bauern…

思い出の一頁、聖フローリアン少年合唱団’97来日公演

素朴で温かな歌声 たまたま家の中で片付けを行っていたら、8年も前の公演の感想文が出てきました。今では記憶が曖昧になっている公演ですが、折角なので思い出の一ページを公開しようと思います。 '90年と'93年に続いて聖フローリアン少年合唱団の来日公演に…

大泣き国民的ドラマ『北の国から』

誰もが知る傑作ドラマ 『北の国から』は、テレビドラマからスペシャルシリーズまで20年にわたりオンエアされた国民的ドラマでした。もうテーマソングが聞えてくるだけで泣けてくる、そんな名作です。 少年時代、名子役でならした純君(吉岡秀隆)と蛍ちゃん…

 『ピアノの森』続編待望のスタート!

一色まことさんの『ピアノの森』の最新刊10巻が発売されました。 本屋でたまたま購入していたので、連載元の週刊漫画誌が廃刊になって連載が中断していたとは知らなかったのですが、大好きなコミックだったので嬉しい限りです。最近のコミックはあまり知ら…

サンマルク少年少女合唱団コンサートDVD 

大収穫の新作、少年合唱DVD、コミック 映画『コーラス』でバックに流れていた音楽を歌ったサンマルク少年少女合唱団のコンサートDVDです。輸入盤で発売されていることはだいぶ前から知ってましたが、日本盤DVDが最近発売されました。 今年の1月の…

女の子の方が元気!な「アニー」

『E.T』と同時期に公開された『アニー』、日本テレビ系列で今でも毎年舞台化されてますが、実はこの映画のほうが子供心に大興奮した覚えがあります。子供ミュージカルなのですが、冒頭での孤児院での少女達のパフォーマンスがすごい!小さな画面ではあま…

ビバ!アメリカン子役特集 (その2)

我が家のお宝公開 先日、実家へ帰省した際に再会?してきたのが『E.T』で一躍有名になったヘンリー・トーマス少年のポートレート写真(画像参照)でした。 これは、まだ私が少女の頃、ヘンリー君に初めて書いた英語のファンレターのお返事に入っていた写…

やはり名作っていいなあ・・・ウィーン少年合唱団の映画

私の運命を変えた一冊 私が本格的に(?)ボーイソプラノや少年モノにハマッたきっかけは、竹宮恵子さんの『鏡の国の少年たち』という本がきっかけです。この本を初めて手にしたとき、まるで”頭の上で鐘が鳴る鳴る〜♪”というほどに自分の趣向をハッキリ自覚…

泥まみれで努力する姿の美しさ、「キャプテン」

魅力的・魅惑的・そして心躍る、漫画の世界 野球漫画といえば、ちばあきおさんの『キャプテン』も忘れられません。日本テレビ系の2時間アニメで見たのが最初にこの漫画を知ったきっかけでした。野球の実力は貧相な谷口君が突然、キャプテンに抜擢され、持ち…

汗と涙の根性モノ、野球漫画

とうとう待ちに待った夏休み!今年は時期をズラして帰省します。実家に帰ると’プチ引きこもり’状態となる私 → 交通の便がとても悪いため外出が億劫になってしまうのです。そんな時、ありとあらゆる昔の映像やらコミックが目を愉しませてくれます。 特に全て…

ウィーン少年合唱団来日公演のTVオンエア

本日、ウィーン少年合唱団の公演がBS2でオンエアされました。私が見に行って、満足した公演でしたので、見返すことができて嬉しかったです。テレビを通じてだと、響きがが小綺麗(?)になってしまって、ライブでの臨場感や迫力はちょっと伝わりにくいも…

スペインの幼い歌姫、Maria Isabel

久しぶりにHMVのワールドコーナーを歩いていたら、少女歌手のアルバムを見つけました。スペインのMARIA ISABELちゃんのCDです。日本盤も売っておりましたが(こちらはボーナストラック付)、どうやらスペイン語講座のオープニングテーマで流れているよ…

’90年代を代表するBOYSグループ ニューキッズ・オン・ザ・ブロック

まさに世界中のアイドル!だった5人組 ニューキッズ・オン・ザ・ブロックは、'90年代初頭に世界中で爆発的に人気が出たグループでした。日本でもその人気は高く、確か当時東京ドームでのコンサートも敢行した記憶があります。 バブル真っ盛りの日本で、「威…

注目の主演2作目『星になった少年』 柳楽優弥

象使いになった少年、の実話 先日、柳楽優弥君の『星になった少年』を見てきました。タイでの長期ロケや宣伝予告などで、だいぶ前からいろいろと話題として取り上げられていたので、「象を操る柳楽君」が見られるのは楽しみでした。動物にスポットが当たる映…

プロモビデオも渋かった、平川地一丁目

前回、CDについて書いたのですが、平川地一丁目の新譜プロモDVD「平川地一丁目百科 第一巻 [DVD]」を昨夜見ました。ほんのサワリ部分だけネットで流れていた『とうきょう』のフルバージョンもあり、買った甲斐があったなあ、と思ったのですが、それにし…

フィンガー5初のDVD

一度は発売延期になりつつも、無事発売されたフィンガー5のベスト盤CD。初のDVD映像が特典で付く、とあったものの、見てみるとちょっと拍子抜けでした。TV放送の音楽祭のライブ映像『学園天国』は、昔の雰囲気を出しててなかなか良かったのですが(…