BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

生活に音楽が戻ってきた!

ウィーン少年合唱団 日本公演がまもなく始まる

ウィーン少年合唱団、4年ぶりの全国ツアーが発表されましたが、今のところ近県にも来ないため今のところ観賞は諦めムードです。かといって昔のように東京に行くほどの熱意はなく・・・CDやDVD聴いて我慢するか、という気分。


コロナ前までは、「毎年来なくてもいいんじゃないかな、昔みたいに3年おきとかで充分な気がする」みたいな印象だったのですが、実際に来日できなくなり、合唱団存続の危機とまで言われ募金すら集めていた状況はさすがに心が痛かったです。


心底、存続して良かったな、と思います。世界中で1,2を争うほどウィーン少年合唱団好きな日本人ですからね。少年達には、美味しいご飯、見慣れぬ景色など楽しんで行って欲しいものです。


それにしても少年達もまさかマスク姿で歌うということはないでしょうが、客席がマスク姿の観客というのは結構怖いかもしれませんね(仕方ないけど)。

スピーカーの位置替えで音楽鑑賞ライフが復活

そして、ずっとずっと何か(自分の人生の中で)欠けたような感覚があったのは、もう何年も少年合唱をあまり聴けてなかったこと。今でも流行J-POPはほとんど知らず、アイドルソングや昔のJ-POPなんかをドライブで聴くぐらいです。


それもこれも、手に余る大きさのスピーカーの置き場がなく、箪笥の上に置いておいたので背面左上部からの音が降り注ぐ形で、音楽自体が良くてもなんだかしっくりこない感じでした。


やはりスピーカーは、顔の前にあって欲しい。そんな状態で15年以上、ほぼ休眠していたスピーカー。やっぱりちゃんと合唱のCDを聴きたい、と半年ほど前から沸々と思い始めてきました。


部屋のリフォームで畳からフローリングにしたこともあり、空間もなんとかギリギリ確保できたのですが、スピーカーを置くとアンプはどこに置く?と悩んでしまい、年明けに小さなスピーカーに買い替えよう!と思い立ちました。


しかし、いざ買う気満々で電器店で店員さんに聞いてみると「大きなスピーカーの方が音が良いよ」と言われ、また計画が頓挫。何より、私が知らないうちにコンポ系のスピーカーはだいぶ減って、デジタルサウンド向きのものが主流になってました。


時代の趨勢はこういう風に突然やってくるんだな、と痛感させられましたね。もともとなかなかスピーカーというものは、あまり故障とか起こるものではなく(部品の劣化はあるでしょうが)20年とか30年とかもつらしいです。


私が使っているものは、ボーナスで一括で購入したONKYO Liverpool という90年代当時の傑作コンポのものです。すでにアンプやダブルカセットデッキなどは寿命を迎えて、重量感抜群のスピーカー(D-200)だけ残ったという感じで。


今なお現役。コイル線を巻き付けるタイプの接続なのが難点でたまに動かすとノイズ音が出たりして不器用な自分には接続が簡単なものが欲しいと思いつつも音の響きには何の問題はないため、買い替えに至りません。


そこに7年前に勧められたmaranzのネットワークレシーバーを接続しています。色々と聴けるものの、主にCDしか聴いてないのですが、いずれレコードプレイヤーとも繋げたいと思っています。


boysvoice-2.hatenablog.com


お世話になって大好きなシルバーメタリックなONKYO製品もホームオーディオ部門から姿を消すという悲しいニュースがありました。カシャカシャしたデジタル音と姿なきサブスクの波に洗い流されてしまっていくのですね。


wezz-y.com


CDの生産中止も、もはや時間の問題かもしれません。あと10年後は、どんな世の中になっているのか。昭和レトロがブームな昨今ですが、若い世代はすでにCDを聴く手段を持たない、という声もあって隔世の感あります。


こうやってレコードが消えていき、カセットテープやVHS、LDが姿を消しました。DVDなどの円盤類も消えていってしまうのでしょうね。そんな未来なんて寂しすぎる。果たしてこれが私たちの望んでいた未来なのでしょうか


と嘆いてもやむなし、なのでしょう。ダウンロードやサブスクで却って、モノにとらわれない自由な鑑賞を楽しんでいる人も多いかもしれません。いずれ良い形で移行していけるかもしれません。


今のところは、アナログをこれまで通り楽しんでいきたいと思います。それにしても、久しぶりに部屋に音楽が溢れ始めて、改めて感動と安らぎに満たされ始めてます。


いやあ、音楽っていいものですね。



オシャレなコンポで店舗で一目惚れしたONKYO Liverpoolコンポです。このスピーカーだけ残りました。
(写真はネットから)