BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

2007-01-01から1年間の記事一覧

お宝復活!ザックザック

私が生まれる前から、アイドルや俳優の「プロマイドの老舗」として有名だったマルベル堂。時代の変わり目に一度はのれんを下ろしたものの、その後膨大なネガを利用して、写真の再発売を行うようになった、とTVの特集で見たことがありました。 その憧れのマ…

Hey! Say! JUMP東京ドームコンサート奮闘記

長くて大変な1日 無事、東京遠征から帰ってきて、多少気分も落ち着いたところなので、あまりネガティブにならないようにしたいと思いますが、Hey Say JUMPの東京ドーム1stコンサートについて書きたいと思います。後半は、コンサートの感想とはちょっと離れ…

しんどーいコンサートの1日

コンサートと観劇を兼ねて、今年最後の東京遠征に来ています。雨まじりの東京は、予想以上に肌寒く、クリスマス気分にも若干水を差す感じで残念。これからイブにかけて晴れてくるようなので、今のところの辛抱ですが。 昨日は、Hey Say Jumpの1stコンサート…

第2期・THE CHOIRBOYSのクリスマス曲集

なかなかゴージャスなクリスマスアルバム 実は、11月の発売日にすでに購入して何度か聴いていたのですが、ブログにアップする時期が、かなりずれ込んでしまいました。今年のイチオシ!?クリスマスCDです。もっともボーイソプラノもので他に目立つアルバム…

ピチピチの16歳女形 早乙女太一に魅せられて

ノリにノッテル、太一君を味わう 「ようやく」というか「早くも」と言ったほうがいいかもしれません。早乙女太一君の公演を見てきました。いまや全国区・アイドル並の人気の彼が全国縦断ツアーを敢行しているのです。おかげで”おらが町”で初対面となりました…

悲劇の英国王子を描く、BBCドラマ『プリンス』

100年の昔 先日、レンタル店で見つけてすぐに借りた『プリンス〜英国王室 もうひとつの秘密〜』という海外ドラマ(イギリスBBC制作)。これは、ちょっと前に偶然写真で見つけて、とても見たくてたまらなかった作品でした。 写真で見た王子らしき少年がセ…

映画を輝かせた美声 ジェームズ・レインバード

荒削りで少年らしい素朴さ 私が今でも大好きなボーイソプラノを紹介します。 ジェームズ・レインバード(JAMES RAINBIRD 1975年5月生)、イギリスはウェスト・サセックス出身で、経歴を読むとKING'S HOUSE SCHOOL CHOIRに所属し、1984年よりソリストとして歌っ…

Hey Say Jump結成(その2)

前回に引き続き、Hey Say Jumpのメンバーについて残り7名の印象を列挙しましょう。正直言って、わずかながらの資料で、デビューしたばっかりの少年達についてあれこれ書くのはいかがなものか、と自分でも思います。しかし、1年後、2年後、振り返った時に…

Hey Say Jump結成(その1)

ピッカピカの少年アイドル登場 まさか今夏に期間限定ユニットで登場したHey Say 7がメンバーを増員して、新グループを結成するとは夢にも思わず、全然流れに乗っていけなかったのですが、ようやくグラビアやTVで雰囲気を知ることができて、最近ちょっとフ…

堕ちた偶像(アイドル) 赤坂晃 

彼を追い詰めたものは何なのか? 一昨日、『元光GENJIの赤坂晃、覚醒剤取締法違反により逮捕』というニュースを聞いてから「堕ちた偶像」という言葉が妙に頭にこびりついて離れません。「落ちた偶像」という白黒映画がその由来で、この映画自体は1度しか見…

こんな弟が欲しい・・・「七子と七生」の知念侑李

最近、ジャニーズに入る前?の子役時代の知念侑李君のドラマを見ました。NHKのローカル局制作ながらも、今をときめく蒼井優ちゃんが出演しており、なかなかの佳作です。田舎の風景と緑が美しく、ちょっと韓国ドラマみたい・・・と思いました。 あらすじ:主…

名曲「BOY」 とうとう幻の映像が!

初めて見た時、身体が震えました。次に火照りがやってきて、「なんだこれは、流感か?」と思うほど、頭もクラクラ、ヒートアップしてしまったのが、クリッパーの幻の名曲『BOY』の映像です。しかも画像・音質も綺麗で、30年近い昔のものとは思えません。 …

静かで印象的な海外ドラマ・ドキュメンタリー

もともと戦争ものの映画やドラマを好んで見ることは少ないのですが*1、第二次世界大戦頃のヨーロッパの映像には何故か後ろ髪を引かれることが多いようです。この時代特有のセピア色の映像美、クラシカルで気品のあるスタイルや服装、洗練された調度品の数々…

夢と元気を与えてくれた永遠の少年、山崎圭一

早すぎる死、で永遠に刻み付けられた歌声 本当に突然、ふっと閃いて山崎圭一君について書きたくなりました。彼は、私の幼少期に出会った夢の少年グループ、ビッグマンモス(BM)*1の一員でした。児童劇団出身の子供達15人ほどで結成されたBMのユニフォー…

ドラマ「花ざかりの君たちへ」完了

イケメンBOYSに癒やされて 昨日、無事最終回を迎えた『花ざかりの君たちへ』。自分でも惰性に近い状態で、あまり気合入れずに見ていた番組でしたが、ラスト2回はさすがに楽しかったです。 11話のチアボーイズと、最終回のメイド喫茶&女装コンテストに…

日本生まれの清純なボーイソプラノ、村上友一

今なお、飽かずに感動を与える美声 このところ、あまりに世俗の煩わしさに追い立てられて全く気持ちの余裕がありませんでした。気が付くと、音楽すら聴く気力もなく、生きながらの抜け殻状態、というか。久しぶりに原点に帰って、ボーイソプラノについて書き…

まずはキーパーソン、知念侑李君から

この頃は、8月にデビューしたばかりの少年ユニット、Hey Say 7の爽やかな笑顔にノックダウンされています。5人グループ全員が平成生まれ、平均年齢は15歳に満たない、というピッカピッカの少年アイドルです。長年、オンエアされている『少年倶楽部』を「流…

平成の流し目王子、早乙女太一

大衆演劇界に彗星のように出現 かつて「ちびっ子玉三郎」と呼ばれ、一世を風靡した白龍光洋君に続く、次なる美少年女形を長らく待ちわびていたのですが、ようやく現れたのが今や飛ぶ鳥落とす勢いの早乙女太一君、15歳。 もう、これでもかっ!というほどのT…

森に愛された天才ピアニストの物語、『ピアノの森』

人気コミックの初映画化 上戸彩ちゃんや神木龍之介君など今をときめく若き役者達が声優に挑戦!という話題ばかりで宣伝されていた『ピアノの森』を東京で見てきました。もともと原作漫画の大・大ファンだったので、半年前から期待に胸弾ませていた映画だった…

フジテレビ系『花ざかりの君たちへ』

今週火曜日に始まったばかりの学園ドラマ、『花ざかりの君たちへ』を見ました。時間がとられるので、あまり連続ドラマは見ないようにしているのですが、夏ドラマ紹介を見てついつい録画してしまって・・・(その実、見る気満々?!)。 確かにイマドキの高校生…

クリッパーのその後・後編

母国フィリピンへ帰国後 クリッパーの続報を書いたのがちょうど1ヶ月前。ずっと頭の中にはあったのですが、なかなかその後のクリッパーについて書くことに悩んでました。アナ・ミッシェルさんよりお借りした貴重な録音を元に、彼らの歌声について書きたいの…

’07ウィーン少年合唱団公演感想(2)

最後まで消化不良だったコア 東京ラスト公演となった16,17日のウィーン少年合唱団公演を見てきました。場所は、東京オペラシティ。最近は、サントリー・ホール(改装中)でなければ、このホールというくらい訪れる頻度が高くなりました。オペラシティの内部は…

来日ソリスト列伝 クリスチャン・フリークナー

拍手無しの'90年来日公演 時は'90年6月3日のこと。'86年に初来日したテルツ少年合唱団のコンサートを見ること叶わず地団駄踏んでから4年後、念願の来日コンサートを見ることができました。 場所は、福島音楽堂。陣取ったのは前方中央の席。初めて訪れたホー…

クリッパーのその後・前編

小さな夢が叶う時 このブログを立ち上げてまもなく、クリッパーという少年グループの記事を書きました。'79頃に日本で活動していた5人の姉弟グループです。私自身が子供すぎて彼らについて覚えていることがわずかしかなかったので「幻のグループ」とも。 し…

’07ウィーン少年合唱団公演感想(1)

初見の印象をサクっと 先日、ウィーン少年合唱団の来日公演を見に行きました。なんと地元で見るのは15年ぶり。(その間、東京ばかりで見ていたわけですが。)'83年の初コンサートもここで見たんだよなあ・・・と思うと感慨もひとしおでした。ちょっと日常的にブ…

実力派ボーイソプラノソリストがソロを歌う バッハカンタータ大全集

これを知らなきゃ、少年合唱マニアじゃない 昔から、まとまった休みが出来るとふと「無駄な作業」なんかをやりたくなります。今回は実用も兼ねて、レオンハルト・アーノンクール版の「J.S.バッハ/カンタータ大全集」のソリスト一覧を作成してました。私にと…

ウィーン少年合唱団初の日本人団員に巷は大騒ぎ?

ちょっとしたカイ・シマダ旋風 今年のウィーン少年合唱団公演がようやくスタートしたようです。月日の経つのは早いものですねー。公演に先立ってマスコミへの記者会見が開かれた、ということですがこれが思わぬ活況の様子で、例年にないほどの報道量にビック…

少女の夢を乗せ、ピッカピカの3人組登場

このところなんだか妙に疲労感が抜けず、本当にサッパリしない日々です。梅雨のシーズンにはまだ早い、のに困ったものだ、と思いながら夜にふと昔のジャニーズ系アイドルの映像を見て癒されていたりします。な〜んにも考えずに派手な衣装やアクロバッティン…

幻想的なリベラワールドに酔いしれて・・・(2)

新しい少年達の活躍 ソリストは、前回公演に引き続き、高音部の美しいトム、ことトーマス・カリー君(Thomas Cully)が大活躍でした。「彼方の光」も変声したマイケル・ホーンキャッスル君に代わりソロをとっていました。彼の高音は、かなり特徴があります。…

幻想的なリベラワールドに酔いしれて・・・(1)

癒しのひととき ちょうど一ヶ月前、本当に行くの?行けるの?と自問自答していたリベラコンサート。無事、行って参りました(笑)。偶然にも仕事も重なり、週に2度も東京日帰りという強行軍となり、それでなくても(このところ季節の変わり目のせいか)疲労…