BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ボーイズ・エア・クワイア(1) 元祖ヒーリング系ボーイソプラノ

それはコナー・バロウズから始まった! 日本でもここ最近、リベラやThe CHOIRBOYSなどヒーリング系ボーイソプラノが大活躍するようになってますが、その走りとなったと思われるのがボーイズ・エア・クワイア(BOYS AIR CHOIR)だと思います。 '97年にひっそりと…

彗星のように現れた韓国のテナー歌手

昨年末の『紅白歌合戦』には、ユーミン(松任谷由実)が海外中継で出演しました。その時、アジアの名だたる歌手と一緒に歌った”Smile again”、この時のTV画面を見てビックリしました。 紅白については年々興味が薄れていたので、あまり前宣伝を知らずにい…

オリバー!とオリバー・ツイストの世界(2)

名作ミュージカル映画! 『オリバー!』 ポランスキー監督の『オリバー・ツイスト』を見てから、'68アカデミー賞受賞作『オリバー!』を見返したくなりました。金髪のとろけるような美少年、マーク・レスターの出世作ともなった、このミュージカル。舞台がイ…

オリバー!とオリバー・ツイストの世界(1)

このところ、映画&ミュージカル『オリバー』を立て続けに見る機会がありました。良く知ってるようで実のところ、ちゃんと覚えていなかった(汗)ということが証明されたストーリー。それは、 救貧院*1で生まれた孤児オリバー・ツイストは、劣悪な環境のもと…

ウィーン少年合唱団の迷(?)曲集

忘れられない、愛すべき珍品たち ウィーン少年合唱団のファンになって間もなくの'81年頃、3枚目となるLPを買いました。草原を歩く少年達の麗しいジャケットに惹かれて買った『愛唱歌集』。現在は『世界をめぐる ウィーン少年合唱団』という廉価盤*1になっ…

強制収容所で愛を喪失した少年の話 「アイ・アム・デビッド」

少年の哀しみを静かに描写 最近『アイ・アム・デビッド』(米 '03年)という映画を見ました。ひまわりだらけの景色に立つ少年のポスターがとても印象的で、前から気になっていたのです。 ちらっと小耳にしたあらすじでは、そんな牧歌的な風景とは正反対に強…

天使の歌声・少女版 シャルロット・チャーチ

あの娘はいずこに? 「天使の歌声」という形容詞は、ついついボーイ・ソプラノの特権と思ってしまう癖がついてますが、少女歌手にも多く使われています。ボーイ・ソプラノのガラス細工のような透明感とは異なり、どこかしら地に足をつけたような逞しさ(笑)を…

ウィーン少年合唱団の弟分 ウィーンの森少年合唱団

素朴な味わいが魅力 ウィーン少年合唱団とソックリな名称と歌唱スタイルで日本にも馴染みのウィーンの森少年合唱団。セーラー服と制帽までソックリですが*1、どちらかというとウィーン少年合唱団よりも可愛らしいイメージで弟分といった存在です。 最近は来…