ボーイソプラノ・Treble-ソリスト列伝
今でも恋焦がれるソプラノです 昨日、韓国人のfly2moonさんよりいただいたコメントで、ウィーン少年合唱団の'89年来日組を懐かしく思い出しました。fly2moonさんは、天才ソリストと言われていた当時12歳のマックス.E.チェンチッチ君のファンだということ…
拍手無しの'90年来日公演 時は'90年6月3日のこと。'86年に初来日したテルツ少年合唱団のコンサートを見ること叶わず地団駄踏んでから4年後、念願の来日コンサートを見ることができました。 場所は、福島音楽堂。陣取ったのは前方中央の席。初めて訪れたホー…
タイムマシンがあったなら・・・ 私がボーイソプラノに目覚めた'80年代前半は、思い返してもたまらない時期でした。少年のレベルを遥かに超える名ボーイソプラノが輩出された時期で、偶然とはいえ、これほどの充実はその後もなかなか訪れてくれません。 イギリ…
天才ソリスト 現在もオペラ歌手として活躍 ウィーン少年合唱団の長い歴史の中でも、近年稀にみる大活躍をしたソリストは、マックス・エマニュエル・チェンチッチ(MAX EMANUEL CENCIC)だと思います。 長らくソリストを特別扱いしない、という方針を貫き、ど…
ああ、麗しの君はたくましき村娘 私が最も印象深いウィーン少年合唱団の来日公演は、'92年のシューベルト・コアです。'80年代の来日組の素晴らしい演奏をビデオで何百回も見返し、'89年の名演奏の記憶も鮮烈だった頃。いやが応にも盛り上がりまくり。 予約し…
アーネスト・ロウ(ERNEST LOUGH 1911/11/11〜2000/2/22)というボーイソプラノの名前を知ったのはかなり前のことだと思います。しかし、実際にその歌声を聴いたのは、それからだいぶ経って中古レコード店で彼のソロLPを偶然見つけたからです。 その後、現…
演技達者なアルトソリスト 1980年来日のウィーン少年合唱団が上演したオペレッタ「おしゃまなプリマ」で、憎まれ役の老プリマを演じたイエルク・クルシッツも、私にとっては歴代のウィーン少年合唱団のソリストの中で最愛のボーイアルトです。 地声に近く、…
1980年来日ウィーン少年合唱団 伝説のボーイソプラノ パート1・2から随分と間が空いてしまいましたが、ようやく続編を書こうと思います。友人でミヒャエル・クナップファンのYちゃんから素晴らしい情報をいただいたので一気に気持ちが高まりました(笑)…
印象的なボーイアルト このコンサートではいくつかの輸入盤CDが販売されていたので手にされた方もいらしたと思いますが、「ヨハネ/マタイ受難曲、ペルゴレージ/スターバト・マーテル」のソロをとっているグレゴール・バウエルンシュミート(Gregor Bauern…
クセモノ好きでありながら私が最も理想的と思うボーイソプラノは、セバスチャン・ヘニッヒ(Sebastian Hennig)君です。彼はハノーバー少年合唱団で'80年代前半に活躍したソリストでした。日本には、'81年頃来日しているそうですが、残念ながら存在すら知り…
ウィーン少年合唱団'96年来日組 ウィーン少年合唱団を始めとする少年合唱団の来日メンバーの中で特に気に入ったソリスト(ソロ奏者)を取り上げたいと思います。コンサートに通いまくっていた主に'90年代がメインで、しかも不定期更新となります(笑)。 ま…
超個性派のソリストとの再会 なにやらベタなタイトルになっておりますが(汗)、ウィーン少年合唱団の中で私が最愛のボーイソプラノ・ソリストは、'83年と'86年に来日したゲオルク・ニグル(Georg Nigl)君です。'83年が初めて生の公演を見に行った年でした…
’80年代に登場した、伝説の名ボーイソプラノ '80年代半ばに、英国ウェールズ出身の一人のボーイソプラノが活躍してました。アレッド・ジョーンズ(Aled Jones)です。少年合唱ファンであればその名は一度は耳にしたことがあるだろう、有名なボーイソプラノ*1…