BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

映画

待望の放送 「独立少年合唱団」

WOWOW 未DVD化作品の待望の映画放送 いやあ、待った待った。ようやく放送になります、「独立少年合唱団」。もう10年ぶりくらいかしら?未だにDVD化されていない幻の映画がWOWOWに登場です。 今のところ、2月19日、2月25日、3月4日放送が決まっています。 #あ…

名作甦る、「寄宿舎」待望のブルーレイ発売!

ディディエ・オードバン、甦った麗しの君 本日、待望のブルーレイが届きました。「寄宿舎」復刻盤発売です。DVDは、はるか昔に購入しておりました。入手困難となってからは、Amazonでもものすごく値が吊り上がっていたんですよね。今回は、NHKで萩尾望都先生…

最近気になった美少年たち

ここ最近、そこまでハマる映画はないのですが、たまたま色々見かじっていた中から印象的だった美少年を書いてみたいと思います。 「万引き家族」城桧吏 まずは、カンヌ映画祭パルムドール受賞で話題の「万引き家族」に出演した、城桧吏(じょうかいり)君。…

身近にひっそりと楽しみな少年カルチャー

昨年からここ半年くらいずっと追い立てられるような生活で月日の区別もあまりなく、土日はひたすらぐったり、リラックス出来ればいい、というような暮らしぶりでした。なので、興味のある映画があっても、そのために遠出するにはかなりの覚悟がいる、という…

映画「くちびるに歌を」 ボーイソプラノの下田翔太君に注目!

ようやくですが、新垣結衣さん主演の『くちびるに歌を』を鑑賞しました。アンジェラ・アキさんのヒット曲「手紙」を題材にした映画で、長崎のとある田舎の中学校の合唱部が舞台。産休の女性教員の臨時として、ワケありの美人教師(プロのピアニストでもあっ…

お願い!DVD化して欲しい幻の映画群

毎月膨大な映像作品が発売されているのに、DVDが売れない、興行収入もやや厳しいと言われている昨今ですが、その一方でどんなに待ってても、一向に円盤(ブルーレイやDVD)にならない埋もれた作品もあります。もうワタシ、20年以上ずーっと待ってるんです…

映画「僕だけがいない街」 子役の名演技に泣かされる

藤原竜也&有村架純を主人公に置いて、人気原作コミックを題材に、昨日から公開された映画「僕だけがいない街」。久しぶりに前売券を購入した映画となったのは、ストーリーと現在屈指の名子役の共演に期待したからです。 時間を巻き戻す「リバイバル」という…

映画「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」鑑賞記

映画「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」が公開され、地元の映画館*1で見てきました。この映画のことを知ってから、初秋の上映はまだまだ先かあ、なんて思っていたのに、あっという間にこの日がきちゃうとは。 映画のストーリー自体は、かなりシンプルで…

最高難度のミュージカル 「ビリーエリオット」

少年ダンサーの魅力 友人の大絶賛を聞いて、なんとか映画館で見れないものか*1、と待ち望んでいた「ビリー・エリオット ミュージカルライブ」。結局、半年待ってようやくブルーレイを購入し、見ることができました。 もともと、15年前にジェイミー・ベル主演…

映画「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」がやってくる!

つい最近、全く偶然にネットサーフィンで見つけて、久しぶりに小躍りしたくなったのは、映画「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」(原題は、「BOYCHOIR」)です。アメリカ映画がどんな少年合唱団を描くのか。 あの名優ダスティン・ホフマンが厳しい老指揮…

映画「ソウォン/願い」 悲劇の中の一筋の希望 

この映画については、全く予備知識もなく、WOWOWでの放送スケジュールでちょっと興味を引かれて見たものでした。2013年公開の韓国映画ということで、比較的最近の作品ですが、あまり耳にしたこともなかったので、大した期待もしないで見たのですが、い…

ちょっと怖いけれど、ヒネリのあるストーリーが魅力的なおススメ映画

ちょっと怖いけれど、ヒネリのあるストーリーが魅力的なおススメ映画このところ連休続きもあって、結構映画を見ています。集中力が途切れるので、1日1本が限界ではありますが。チャンネルザッピングでたまたま見かけてついつい見てしまった、という突然の…

これぞ是枝監督作品! 映画「そして父になる」 

親子の思いやる心に涙 カンヌ映画祭での審査員賞を受賞したこともありますが、是枝監督の新作映画であり、「子供取り違え事件」を元にしたストーリー、というのを聞いて、絶対に見るぞ!と心に決めていた映画です。是枝監督については、2作目の「ワンダフル…

鬼才・中島哲也監督の魔術と松たか子の怪演

すでに話題を巻き起こしている映画『告白』を見てきました。R−15指定、中学生の犯罪と娘を殺された女教師の復讐劇と聞くだけで、”血”の苦手な私は見る前からゲンナリとなっておりました。それでも、異例の大ヒットという宣伝文句や教室で松たか子さんが淡…

映画「ベルサイユの子」

泥だらけの天使・エンゾ少年の瞳が語りかける ワケあり中年のフランス男が、汚れた顔の可愛い少年と手を繋いでいる写真・・・そんなチラシを見た時から、心惹かれた映画「ベルサイユの子」をようやく見ました。ホームレスと何の縁もない子供の心の交流、海外の…

幻の名画「菩提樹」復活リリース! 期待に違わぬ名作

幻の名画「菩提樹」復活リリース! 今年1月にはすでに手元にあったものの、すっかり見るのが遅れてしまったのが、「菩提樹」「続・菩提樹」という映画です。もうン十年も前からその存在は知っていたものの、ずっと”幻の映画”であったこの作品。 それもその…

’09年8月の少年たち情報

ふと思い立った試み+備忘録として、「今月の少年たち」シリーズを書こうかな、と思いました。TV出演、放送、雑誌等、少年たちの出演情報を、1つの記事内に列記していきます。過去に書いた関連記事なんかもリンクさせてみます。(おお、一度で二度おいし…

家族愛に重点をおいたミステリー

今勢いにのっている伊坂幸太郎さんのミステリー小説『重力ピエロ』を原作とした映画が、地元仙台にて先行公開されたので見てきました。GWだったせいか「仙台シネマ第1作」という前宣伝のためか、レイトショーというのに、意外に人が多く驚きました。 伊坂…

映画「誰も守ってくれない」 主題歌に誘われて

2本目に見た映画が、24日公開となった『誰も守ってくれない』でした。この映画は、珍しく昨年の冬から絶対見るぞ!と気合を入れていた作品です。きっかけは、主題歌であるリベラの「あなたがいるから♪」。ちょっと横道からの関心でしたが、他にも志田未来ち…

少年が歌う歌劇「バスティアンとバスティアンヌ」

今尚、恋焦がれる幻の映画 YouTubeにアップされた『バスティアンとバスティアンヌ 〜湖畔にて』*1の歌唱シーンを見つけて、このネタについて書きたくなりました。タイトルは、モーツァルトが12歳の時に作曲したことでも有名なオペラです。この映画については…

<悲劇の少年たち> ブラッド・レンフロの死

先日、いつものようにネットニュースを見ていて一つの記事に衝撃を受けました。それは、「ブラッド・レンフロ 突然死」というタイトルのものでした。思わずブラッドよ、お前もか!という唸りが。。。 私は、彼の特別なファンというわけではないのですが、やは…

映画を輝かせた美声 ジェームズ・レインバード

荒削りで少年らしい素朴さ 私が今でも大好きなボーイソプラノを紹介します。 ジェームズ・レインバード(JAMES RAINBIRD 1975年5月生)、イギリスはウェスト・サセックス出身で、経歴を読むとKING'S HOUSE SCHOOL CHOIRに所属し、1984年よりソリストとして歌っ…

森に愛された天才ピアニストの物語、『ピアノの森』

人気コミックの初映画化 上戸彩ちゃんや神木龍之介君など今をときめく若き役者達が声優に挑戦!という話題ばかりで宣伝されていた『ピアノの森』を東京で見てきました。もともと原作漫画の大・大ファンだったので、半年前から期待に胸弾ませていた映画だった…

世界一有名な少女子役 〜シャーリーテンプル〜

世界中を夢中にさせた少女 テンプルちゃん 私の母が幼い頃、祖母に連れられて見たという劇場映画、その幼きスーパーヒロインは、シャーリー・テンプル(Shirley Temple、1928/4/23生)でした。 何気なく、その話を覚えていて頭の隅にあり、かなり昔に映画パン…

1コイン映画の魅力 いにしへの名画たち

このところまったり、なんとなく気だるい毎日です。気が滅入りそうな昨今に、ほっと安らぎの一時を、ということで最近ちょっと凝ってる?1コイン(500円)名画について書いてみます。 DVDも当初の物珍しい段階をすぎて、収集の対象となり、メジャー作品…

ねじの回転と『回転』の間に・・・

説明できない奇妙な感じ ヘンリー・ジェイムズ作『ねじの回転』(The Turn Of The Screw)という小説は、登場人物の少年少女が物語で重要な役割を占めていながら、ちょっと奇妙なストーリーで印象が強い作品です。 純真なはずの少年マイルズと少女フローラを…

『独立少年合唱団』特集(2)

「独立少年合唱団」メイキングとトークショー 『独立少年合唱団』の舞台裏を知ることができたのは、WOWOWで放映されたメイキングと'00年11月23日に香川照之さんと藤間宇宙君を呼んで開催された映画館でのトークショーでした。記憶が薄れていたので久しぶりに…

『独立少年合唱団』特集(1)

日本版「コーラス」 一瞬の少年美と奇跡 私ごとですが、数ヶ月前からこのブログで記念すべき200回目の記事の題材は、「これしかない!」と思っていたのが『独立少年合唱団』という映画でした。これを書きたくて書きたくて・・・でもいざとなったらきっとうまく…

「トーマの心臓」の原点、『寄宿舎〜悲しみの天使〜』

美しい少年達の特別な友情 「トーマの心臓」ファンであれば知らない人はほとんどいないと思いますが、この傑作漫画のモチーフとなった映画が『寄宿舎』('65 仏)です。 日本公開時は、「悲しみの天使~ジョルジュとアレキサンドル」という邦題であったよう…

オリバー!とオリバー・ツイストの世界(2)

名作ミュージカル映画! 『オリバー!』 ポランスキー監督の『オリバー・ツイスト』を見てから、'68アカデミー賞受賞作『オリバー!』を見返したくなりました。金髪のとろけるような美少年、マーク・レスターの出世作ともなった、このミュージカル。舞台がイ…