フランス版ビックマンモス？ ＰＯＰＰＹＳ

なんとなく大人なボーイズグループ

'70年代の初めにフランスで人気だった少年グループがPOPPYSです。年代は小学生くらいでしょうか。しかし、私はこのグループのことはほとんど知りませんでした。

だいぶ後になってパラパラと紹介記事を目にして、かなり気になっていたのですがなかなか出会いがなかったので、どんな歌を歌うのか・・・と想像する程度でした。

しかしようやく、ＣＤを入手することができ、期待に胸膨らませて聴いてみたところ、最初は「・・・。」な状態に。

ジャケットの群れた少年達からは、ちょっと想像がつかないくらい、子供なのに妙にこまっしゃくれたサウンドというか、フレンチポップ特有の退廃くさいムードとでもいうか、自然な歌い方なのになんとも妙に説得力があるというか（笑）。

'70年代歌謡のシンプルなコードに合わせて、いろんな少年ソロが展開されてますが、いちいち女の子を口説いてそうな（笑）アダルティさで「一体この子達はどんな歌い方をしていたんだろう？」と不思議になってしまいました。このハスキーボイスで可愛い歌詞を歌っていたらますます妙かな？だと思います*1。

日本でも'70年代に活躍したビッグマンモスという歌って踊る少年グループがありましたが、ものすごーく健全で溌剌とした元気そのものの少年達だったので、ギャップを感じてしまいました。

ＨＰを見るとＬＰもかなり発売されてて、とても人気のあったグループだと分かるので、映像が残っているなら見てみたいなー、と思います。サイトを軽く自動翻訳で読んでみたのですが、彼等の前身は実は聖歌隊だったようで平和を願って歌うグループ、とのこと。ますます歌声とのギャップを感じます。画像は、

　◆POPPYS公式サイト：Les Poppys

Les Annees Barclay

ようやく日本でも入手しやすくなってきたようですね。

*1:もちろん、子供らしい集団歌もありますがあまりにソロが強烈で。