このところまったり、なんとなく気だるい毎日です。気が滅入りそうな昨今に、ほっと安らぎの一時を、ということで最近ちょっと凝ってる?1コイン(500円)名画について書いてみます。
DVDも当初の物珍しい段階をすぎて、収集の対象となり、メジャー作品もどんどん価格破壊しているのを実感します。「タイタニック」や「ハリー・ポッター」など世界的に大ヒットして既に利益を充分に出し、TV放映を繰り返した作品は、今や1000円以下で手に入るご時勢。
そしてB級、C級の投げ売り商品も多数出てきて「○枚で×××円!」など銘打って店頭にズラリと並んでいます。背ラベルを読みながら、「機会があれば買おう!」と見入ってみるのですが、案外購買意欲をそそられる作品は少なくてガッカリすることが多いのです。何度か過去にも書いてますが、私の欲しいB級系はそんな大量の映画DVDの中にも入ってない・・・(汗)。
そんな失意の繰り返しの中で、ふと目に留まるのが500円で買える名作映画です。特に子役モノは、狙い目です(笑)。モノクロ映画やテクニカラーなどの古めかしい映像がなんとも懐かしく味わい深い、それでいてときに新鮮に目に映ります。リラックスして見始めると、そのシンプルだけれど力強い世界に引き込まれます。
思うにこれらの作品には、当然のごとく上品で演技達者な銀幕のスター達(理想の父母、麗しい美男美女、そして愛らしい少年少女)が存在しているのです。その判り易くて、安定した世界が見ている私に安らぎを与えるのだと思います。挿入曲だって、オーソドックスで過剰な表現はしていません。映画を楽しむ、という原点回帰に戻れる気がします。