大衆演劇界に彗星のように出現
かつて「ちびっ子玉三郎」と呼ばれ、一世を風靡した白龍光洋君に続く、次なる美少年女形を長らく待ちわびていたのですが、ようやく現れたのが今や飛ぶ鳥落とす勢いの早乙女太一君、15歳。
もう、これでもかっ!というほどのTVや雑誌媒体へ露出してますので、今更紹介というのもおこがましいかもしれません。あまりの人気にB級好き(笑)の私としましては、ちょっと引いてしまう部分もなくはないのですが、一歩引いて見たとしても引きずり込まれる強烈なオーラを感じてしまいます。
それにしてもトレードマークの切れ長の目が強烈ですね。そして表情を仮面の奥に隠して、謎の微笑みを投げかける、そんな妖しさがいい。踊りの世界は、深遠すぎてとても私ごとき若輩者めが書けるわけがありませんが、足さばきの軽やかさや扇を片手でスイスイと投げる姿で運動神経の良さも感じます。
【実は昔から・・・目をつけてました?】
そもそもこの早乙女太一君、突如として芸能界へ出現したわけではなく、すでに11歳の時分に、北野たけし監督の映画『座頭市』で子役デビューしていました。それを聞いたときに、「あの子か」とピーン!ときたのは、何より一番楽しんで見ていたのが、太一君演じる清太郎(おせい、と名乗って娘姿で芸を・・・身も・・・売る少年)のシーンだったからです。
大人になったおせいを演じた橘大五郎君も強烈でしたが、ただの子役とは思えない舞を披露している太一君の印象はなかなかに侮れない魅力がありました。それでも顔立ちはいまほどシャープではなく、パッと見は「あまり趣味ではないなあ・・・」と思っていたのです。(ウーム、惜しい。)
しかし最近になって、浅草の舞台で彼を見てきた友人や他のブログなどでちょこちょこ見聞きし、さらにマスコミでも特集され始めると、若きスターとなった太一君は、大勢の人々の前で磨かれてどんどん綺麗になっていくのが実感できます。また、素顔も日本的美少年の典型、どこかクラシカルで涼やかな目元といい、お姉さま・おばサマ受けするのも当然ですね。
私が太一君が並外れて個性を感じるのは、そのクールな佇まいです。ありがちな気取りのクールさではなく、自分を”一個の芸人”として客観的に観察できている。周りから、チヤホヤされても天狗にならず、秘めた思いを表情にあまり表さないところでしょうか。女形よりタチ役(男衆)の方が好き、と率直に語るところなんかも、他人に左右されず、わが道を行ってていいですね〜。
今やそんじょそこいらのアイドル以上に人気者の彼ですが、いずれ今のようなブームは去り、落ち着いた大人の役者に成長する日もそう遠くはないでしょう。だからこそ今のこの太一ブームをミーハーチックに(笑)楽しみたいな、と思います。年内には、私もナマ太一を見られるかな?というところですので、またブログでプチ追っかけ(笑)していきたいです。
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NHK大河ドラマ『風林火山』にも出演が決まっているそうです。かなり楽しみです!
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なんとなんと、10月にはDVDも発売されるそうです。かなり期待大!やっぱり動いてなんぼ、ですからね。
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