結局、行くことになるわけなの?
昨年、NHKドラマ『氷壁』のテーマソング「彼方の光」で日本でも大ブレークしたリベラのコンサートが決まりました。東京、愛知、大阪という3都市で4月に開催です。だいぶ前からその噂はあったですし、決まってからmy友人もとっとと行くことに決めていました。
2年前の初来日では空席も多少見かけましたが、今回はさすがにあのゴジラが入りそうな(笑)オーチャードホールをあっという間にSOLD OUTにした、という恐ろしい話を聞きました。ブームというのは恐ろしいものです。「ふーん、そうなんだ〜」と他人事を決めていた私、実は毎月仕事やら観劇で東京へ通ってるため、4月こそは遠征は無し、といきたかったのです。
だってお金もかかるし疲れるんだもん(笑)、というのが本音で。しかも、5・6月の遠征はすでに決まっていますし。ところがどっこい、お気に入りのマイケル・ホーンキャッスル(Michael Horncastle)がまさかの再来日、と聞き心は揺れ動きました。彼こそは、「彼方の光」のソリストで現在リベラの中でも1,2を争う人気ソリスト(おそらく)。
【マイケル君の誘惑】
もう14歳なので変声の恐れもある時期だと思いますが、もし歌えたとしてもソプラノボイスを聴けるのは、おそらく最後になるのでは・・・と密かに案じておりました*1。NHKの「スタジオパーク」に7、8名ほどで出演した時のあの”雪見大福”のようなふくふくほっぺと、幼いうちからどこかしら哀愁を帯びた表情がとても愛おしい。
そう、私にとってリベラ=マイケル君、という存在なのです。*2来日コンサートの時も彼の歌声が鮮烈に焼きつきました。リベラ特有の繊細で優しい歌声はもちろんですが、どこかしら地に足のついた、味わい深い個性的なボーイソプラノでした。際立って印象的なのは歌うときの表情です。なんだか妙に説得力があって、独特の世界に引き込まれるのです。
あれから2年も経って新メンバーも入ってるでしょうから、また新たな出会いはあるでしょう。それでも、今後もマイケルが1番好きなソリストだろうなあ、と思います。マイケル君の憂いを帯びた表情は、リベラの『Angel Voice』来日記念盤(DVD付)で堪能できます。6つのPVには、大・大好きな映像で是非欲しかった「I am the day」も収録されています。どんな内容かと言いますと・・・。
英国風図書館で、格調高い学生用マントを着た少年達がおもいおもい廻る走馬灯?をじっと見つめてる。中に書かれた手書きの絵がカラカラと回り、鳥の羽ばたく姿になって見えてくる。やがてカメラが切り替わると、白ローブを着た歌う少年達(リベラ自身)がその走馬灯の中で回っている、という構図が素敵です。
しかし、これらはDVD単独で発売して欲しかったですね。2バージョン収録されている「彼方の光」は、既発売の特典CD-ROM映像と同じですし、付属のCDはこれまた日本盤で発売済だったアルバムと同じもの。来日を見込んでのとっても売らんかな商法で成立した企画でリベラファンにとっては、「おいおい」という感じです。同じ曲でもいくつもの映像が作られているようなので、ちゃんと映像もので勝負して欲しいものです。
で、こんなに熱く語ってる私。一度ならず二度以上、「いい子にしてなさい」と己に呼びかけていたのですが、追加コンサートの情報を聞き、「チケットまだ買えるよ〜、来ないの?」という友の囁きに禁忌を破ってしまいました。結局、イープラスで購入してしまい。
「で、本当に行くの?ワタシは」
- アーティスト: リベラ,マイケル・ホーンキャッスル,ベン・クローリー,コナー・オドヌゥ,ジェイムス・ヴェライケン,トム・カリー,エドワード・デイ,ジョセフ・プラット,ジョセフ・サンダーワイルド,クリストファー・ロブソン,ジョシュア・マディン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/03/07
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