BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

ロナン・パークの歌唱にメロメロ

一瞬で虜になった少年歌手

ロナン・パーク

もう数ヶ月前から、「一刻も早く書きたい!」と思っていたのがロナン・パーク(RONAN PARKE)というイギリス人の少年歌手です。彼が、「Britain's Got Talent」*1の出身者である、と知るより先にAMAZONでアルバムリリースを知り、ごく普通に彼の歌声に出会いました。


ロナン君のプロフィールについては、下記の通り。日本ではまだ、そこまで有名じゃないかもしれませんね。ポスト・ジャスティン・ビーバーと言われることもあるみたいですが、確かに髪型は似てますが、系統は違う気がします。踊りながら歌うとか、そういう器用なことはできなさそうですし(笑)。彼は、雰囲気的にも正統派ボーカリストのような印象を受けます。

質問 回答
生年月日 1998年8月8日
出身国 イギリス
出身地 ノーフォーク・ポーリングランド
家族構成 父、母、兄

ウィキペディアより)

【何度聴いても素晴らしいアルバム】


1曲目が流れた瞬間に、瞬く間にロナンの歌声が染み入ってそこから最後の曲までめくるめく感動に襲われました。長年、少年歌手のアルバムを聴いてきてますが、こういう電撃的な出会いはそう多くはないのです。少なくてもここ数年で、これだけ文句無しに惚れたのは、他に覚えがありません。この数ヶ月間、まさにヘビーローテーション状態でした。


ロナン君の何が飛びぬけてるのか? ・・・ 歌唱力については、もちろん素晴らしいの一言。ただ彼くらい上手い少年が決して他にいないわけではないでしょう。13歳という年齢で、変声の兆しの見られない軽やかな声質が、めちゃ私好みというのはあります。そして、下手な小細工をしない、まさに少年らしい明るい歌唱、気持ちよく伸びの良い素直な歌声が最大の武器。


選ばれた曲がまた彼にピッタリで。曲の完成度からして、すでにヒットした曲のカバーもあるようですが、オリジナルの場合、歌手の個性と合わない危険性もあるので、この統一感はピッタリ。ポップスだけれども、あくまでロナンの歌がメイン(ごちゃごちゃ電子音に邪魔されない)で、”じっくり聴かせる、更には楽しい”系の歌を揃えてきて、満足度200%。


アルバム最後のほうの「EDGE OF GLORY」と「FIREWORK」が、特に泣けるほどの素晴らしさです。アコースティックギターのシンプルなメロディに乗せただけのロナンの歌声はパンチ力があり、大空に翼を広げて舞い上がっていきます。彼の何が好きって、ものすごい透明感・清潔感があり、果てしなき若さと躍動感、未知の夢に溢れていることです。こういう歌を聴くと絶対にこの世界観は、「少年」にしか歌えないと思えてしまう。


TVオーデションの映像を見ても、ビーバーちゃんのような愛くるしい笑顔でハニカミながら話すロナン君。歌ってるときは、それなりに貫禄を感じさせるのに、「どうだ、見ろよ」という自信に溢れているわけではなく、なんとなく恥ずかしそうな「ここに僕居ていいのかな?」というシャイな感じが漂ってきて好感度大。


ああ、神様。変声期を迎えるまでにせめてもう一枚、ロナン君のオリジナルアルバムを聴かせて下さい!!



シンプルなPV。この曲は、彼の魅力のほんの一端を伝えてます。凛々しい表情で歌う時と、笑った顔の落差が激しいのにビックリ。


Ronan Parke

Ronan Parke

2011年のマイベストです。声も歌唱力も曲も容姿まで好み。でも、このアルバムジャケットは残念な出来ですね。この100倍くらい愛くるしいのになあ・・・。

*1:スーザン・ボイルが出演した番組として有名になりました。