BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

ミュージカル界でも活躍する日本の少年達 ソプラノ♪7ボーイズ誕生

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※半年くらい放置してしまいました(汗)が、やっとの更新です。


全く偶然にネットサーフィンしていて知ったのが、日本のボーイソプラノを集めた「ソプラノ♪7ボーイズ」というグループの存在です。


最近は、演劇「レ・ミゼラブル」や「エリザベート」などで歌う子役達が活躍しています。歌よりも踊り重視ですが「ビリー・エリオット」なんかもありますね。


井上芳雄君も少年時代から、ミュージカルを目指していた、と言ってますし、演劇界では10年くらい前から本格的に歌える少年を求める流れが出てきて、オーデションに参加する少年達も増えてきているようです。


活躍の場が広がればおのずとムーブメントが出てくる、ということで、変声期迄という時期的に短い命であっても、数人の少年達を集めてのユニットができるということはとても心強い。いずれメジャーになってメンバー入れ替わりながら、いろんなアルバムを作れるようになってくれるといいな、と期待を込めております。


www.heartbeat-singing.com
Twitterフォローして、活動を見守っております。機会があれば、コンサート行ってみたいな。)


最近、発売された[Let's Go! 令和(れいわ)キッズ こどもヒット・ソング~うたっちゃう! おどっちゃう! ~パプリカ]というアルバムの中に「リメンバー・ミー」という曲があり、岡村要君の美しいソロが収録されております。この曲の配信を先ほど購入しました。


第一声を聴いて、「あれ、これって女声?」と驚きましたが、すぐにボーイソプラノと分かりました。岡村君は、ソプラノ♪7ボーイズの最年長のメンバーで舞台版「オリバー」にも出演している、とのこと。この曲では高音がファルセットとなり、ちょっと勢いが落ちてしまうのが残念ですが、むしろ地声部分がしっかりと説得力を持っていて気持ちの良い声です。


あまりにも気持ち良い声でしたので、「メモリー」も続けて購入してしまいました。こちらのほうが、岡村君のハイトーンボイスの魅力がストレートに伝わりますね。背筋がゾクゾクするような美声、久しぶりに聞きました。


日本人のボーイソプラノって今まで流通がほとんどなくて、興味はあってもなかなか手にすることができなかったのですが、ミュージカル系からどんどんヒット作が出てきてくれると楽しみが増えてきますね。童謡止まりではなく、少年の声をエンターテインメントとして楽しむ世界が早く来て欲しいものです。


リメンバー・ミー

リメンバー・ミー

メモリー?「キャッツ」より

メモリー?「キャッツ」より


もう一人、日本のボーイソプラノ


最近、個人的にファンで収集活動している、田中圭君の「会いたいよ」というシングル曲を購入した時に、これまた偶然、検索画面に出てきて知ったのが「あなたに会いたい」という、このシングル。「これもなにかのご縁?」と買ってみました。


ジャケットのいかにも昭和風な佇まいから連想できるような比嘉いつき君の優しいソプラノ。「あなたに会いたい」は、曲調がこれまただいぶ古めかしいタイプの曲で好みとは言い難いのですが、カップリングの曲「Time To Say Goodbye」は壮大なオペラ風の有名曲。


なんだかイマイチ、ポイントが定まりにくい感じのシングルなんですけど、いつき君としては、後者のほうを聴いてもらいたかったのかもしれませんね。とにもかくにも、なかなかCDも出ないこの時代にボーイソプラノの歌声は貴重だったりします。


あなたに会いたい/Time To Say

あなたに会いたい/Time To Say