BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

気になるアイドルの近況

昨年夏のコンサートを最後に、Hey Say Jumpについては、私の中でちょっと一区切りついたかな、という感じになっておりました。ファンを降りるわけではないのですが、特にコンサートでナマの姿を追いかけるのではなく、ゆるゆるとなりゆきに任せよう・・・な感じですね。アルバムは、曲のクオリティが高いので買い続けたいとは思っております。


ところで、ジャニーズ事務所内でまことしやかに噂される「2大派閥」再編成後、嵐寄りの陣営に鞍替えとなったらしいジャンプ。SMAPのバーターがキスマイとすると、嵐のバーターはジャンプになるのでしょうね。おかげでTVへの露出がグッと増えたようです。


特に、伊野尾慧君や中島裕翔君の活躍が目覚しいのでは?私の中で、伊野尾君は、ジャニーズJr.時代の方がジャンプ加入時よりも印象が強かったんですね。小さい頃は、「超可愛い!」というキャラクターではないのですが、なんかジワジワと不思議に目立つ子でした。


ところが、Hey Say Jumpデビュー後は、”お兄ちゃん組”扱いのせいか、いまいちパッとせず、バックメンバーのように隠れてしまった感がありました。私自身、コンサートでもほとんどスルーしていて(失礼)、存在感を全く感じなかったのです。ところが不思議なことに、昨年の夏コンでは、たまたま客席近くの花道で、(演出の流れ的に)しばしの間、立ち止った状態の伊野尾君を見る機会がありました。


コンサートの終盤で、かなり疲労があったのでしょう、どこか放心状態で、彼方を見ながら立ち尽くしてる伊野尾君、を見ていたら「あれ?この子、前よりなんか可愛くなったんじゃない?」と、目を引いてしまいました。マッシュルームっぽい髪型のせいもあるかもしれませんが、若干幼さを感じる無防備な表情。


いつもなら、山田君&知念君凝視の私が、その日のコンサートで一番印象に残ったのが、伊野尾君だったという事実。それも、TV出演の増加で「キテるなあ、この子」と感じるちょっと前のことなんですから、何か見えないオーラでも出てきていたのでしょうか?


千原ジュニアさんにも、「伊野尾君、めっちゃ可愛い!番組に出演しているどの女の子達より可愛くて、メアド交換したんや。」なんて言われ、愛玩アイドル化している伊野尾君、ちょっとこの後の変貌が見ものです。


Hey Say Jumpも、もう8年くらい活動しているアイドルグループで決して若手ではありませんが、その時々でライトを浴びる少年が変わってくるのも面白いですね。

超プリティーな少年からカッコイイ系に変わった、中島君。


昨年12月に『行列ができる法律相談所』に出演した中島裕翔君。「人生最大のスランプSP」というお題目で、デビュー当時のメンバー間の扱い格差について暴露(?)していました。裕翔君は、デビュー後2枚目のシングルの時に、山田涼介君にセンターを奪われてしまった”屈辱”の思いを吐露。


私も、Jr.時代から長らく「少年倶楽部」を視聴していたので、中島君のセンターに拘る気持ち、すごく良く理解できました。裕翔君は、すでにグループを組んで”若手アイドルの卵”(yah-yah-yah)として活躍していた君の下の代のチビッ子Jr.で、中心的な位置にいたんですよね。彼が選ばれた理由、それはもう一目瞭然のことでした。


か細い体にピッカピッカに輝くプリティーフェイス。変声期を迎える前の裕翔君のラブリーさといったら、「100万人の弟」というフレーズがお似合いの(笑)もうどうしようか、と思っちゃうレベルの可愛さでした。決して踊りや歌も上手いわけではないし、どこか無表情で表情が硬かったのは、あまりキャリアがないうちから登用されていたからんですね。


その後に加入してくる、山田君や知念君は若干あか抜けてなかったので、存在感はダントツでした。裕翔君を見て、「ピンクの衣装がこんなに似合う少年がいるのか?」という驚きもありましたね。ところが大変惜しむことに、彼はジャンプのデビュー後、ぐんぐん身長が伸びて、顔立ちもたくましく変わっていきました。


可愛いから→カッコ良くなる途中の半端な時代が数年続き、あわせてシングル2曲目くらいから、どんどん立ち位置が端っこに移っていったことは、山田君が「Hey Say Jump」の絶対的エースの地固めをしていくのと同時だったので、鮮明に覚えています。


番組の中でも「その変化にショックを受けてやる気をなくした時期があった。」と語っていましたが、やっぱり平穏な気持ちじゃなかったんですね。年代的にも「セブン」(山田・知念・岡本)と呼ばれる若手チームに入るのに、一人だけ身長が高くなりすぎてアンバランスな感じでしたし。


逆に、山田君がどんどん”グループの顔”として磨かれていったのも事実。その後、「素直に山田君の当時の努力や頑張りを認めて、自分はいただいた仕事を全力でこなそう。」と自分に言い聞かせていたことが今の活躍に繋がっているそう。若いのに苦労を糧に、ちゃんと考えていて偉いものです。


相変わらずの美貌で、”看板”背負ってる山田君についてはともかく、私は最近、知念君が個人的に心配です。バラエティなんかで、若干無理にキャラを作ろうとしてないか?本人、小さくても結構「地道なしっかり者」の印象があるのですが、イマドキの若い子ぶって(笑)チャラチャラした感じを演出しているような・・・。それが見ていてひどく”痛さ”とか違和感を感じるんですよねえ。


「知念君、必要以上に背伸びしなくていいから、キミは小さいまま、ありのままでいいんだよ。」と心の中で声をかけております。ジャニーズがバラエティに出ると、どうしても持ち前のサービス精神で、明るく振舞おうとする行為が結構頻繁に見られるので、逆にダダスベリしてしまう子も出てくるのが何とも・・・。あまり小手先で器用なフリをしないで、と言いたいです。

Sexy Zoneは、いつの間にまた5人体制?


すったもんだの挙句に、デビュー時の5人組から、中島健人君、佐藤勝利君、菊池風磨君の人気者3人組にシフトしたはずのSexy Zoneは、昨年大晦日の紅白歌合戦を見たら、またマリウス葉君や松島聡君を戻して5人体制に戻っておりました。


大ファンだったわけではなかったのですが、3人組になった途端、それこそ興味を失ってしまっていたので、5人組復活は朗報ですね。少なくても3人で画面に出てきたときの声にならないファンの”嘆き”や、見ていての痛々しさがなくなるので、グループ的には、良かったと思います。


ジャニーズのグループに限らず、人気者だけで組むっていうのは、どうにもパワーバランス的によろしくないですって。キラキラスマイルの健人君は好きですけど、かといって3人じゃ画面の収まりが良くない、息がつけないんですもの。紅白では、松島君の笑顔が怖いくらい光り輝いていて(笑)、「僕を見て!」ってビームしてました。今後の活躍を祈りたいですね。