BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

Hey Say Jump 全国へJUMPツアー2013 in 仙台(2)

いろいろとイベントの多い8月末とはいえ、相変わらずの遅筆ぶり。ライブレポってそれでなくてもなかなか書きにくいという感じ。書き残していた、MCタイム(以前より進化したかも)を中心に書きます。


地元に帰ってきた喜びにハイテンションの八乙女光君。童心にかえってハシャイでました。「俺の田舎を見てみて!」とばかりにアピール全開。やや戸惑い気味の仲間達を前にして懸命にネタを振ります。とはいえ「俺、1曲目で足が震えた。」とさすがに緊張は隠せなかった様子も。客席からは、「おかえり〜!」の歓声もあり、嬉しそうな笑顔を見せてました。


そして毎度の地元ネタ炸裂!ざっと語録集をまとめてみましょう。

「久しぶりに来たら駅前もちょっと変わっていた。パルコとか出来てるし。あそこ地味なビルだったんだ。」by 光

地味なビルとは、仙台駅の左手に長い間あった「第一ビル」のことですね。老朽化もあり、建て壊されてパルコになりました。「仙台にパルコ!?」とかなりビックリした思いがあります。案の定、オープン後もイマイチ溶け込んでない感じで(笑)、私自身たまーにタワーレコードに行くぐらいで買い物に寄ることはあまりありません。

「みそおにぎりって、知ってる?」by 光

これまたポカーンと戸惑うメンバー。客席に「皆知ってるよね?食べたことある人!」と聞くと、意外に知らない人も多く驚きました。「おにぎりの中に味噌が入ってるの?」というメンバーの問いに対し、「違うよ、味噌が表面についてるんだよ。」と説明する光君。私も全国的に作ってると思っており、ローカルな食べものとは知りませんでした。

「牛タンは、美味しいよね。」

これにはメンバー全員が同意。裕翔君が、「仙台来て、朝牛タン、お昼も牛タン、晩も牛タン、今日コンサート終わってからも牛タン食べると思う。」と力説。2日間、仙台にいたメンバーでしたが、一人だけ舞台のために東京へ帰らなくてはならなかった君がイジけながら、「俺、寂しく新幹線の中で牛タン弁当食べたんだぞ。(食べたんならいいじゃん!の声に)一人で食べても”美味しいね”って言い合えないんだぞ!」とムキになってて皆大笑い。

「KHBお天気情報〜♪」by 歌う光

まだまだ、光君の思い出話は続きます。テレビで流れる「KHBお天気情報〜♪」のフレーズを繰り返し歌ってました。「光、その歌ばっかり」とあきれるメンバーに「懐かしくって。」と言う光君。ちなみにKHBとは、テレビ朝日系列の地元の東日本放送のお天気CMのこと。意外と地元CMって気付かずに流れてるものですね。私も東京から帰ってきたときに、「ああ、あったよなコレ」と思い出してました。

おばんです、と「OH!バンデス」

おばんです」(こんばんは、の意味の東北弁)という方言と共に話題になっていたのが、ローカルテレビ番組「OH!バンデス」。仙台市内の情報番組で平日の夕方放送されております。地元が生んだ有名歌手、さとう宗幸さん*1が司会を務めてます。


【松島で聞いた衝撃の一言!】


松島で取材があったことも何度も話題に出てましたね。日本三景の1つというのは分かっていたらしいけど、他の2つって何?という疑問に「天の橋立だよね。」と冷静に正解を答える知念君。*2それにしても、有名大学に通ってるメンバーもいる中で、「日本三景くらい分からないかな〜?」と思っちゃったり。


松島の遊覧船で、カモメに餌(かっぱえびせんですね、たしか)を与えて興奮状態だったのが、伊野尾君。あそこのカモメは人馴れしているので、至近距離まですごいスピードで近づいて手にした餌をついばんでいくんです。ちょっと怖いくらいなんですけど、メンバー皆、童心に返って楽しんだみたいですね。数々の島を観光して回ったはずですが、カモメに夢中で仁王島くらいしか覚えてないということが判明してしまったのは地元隊長の光君。


しかし、ここでの最高にウケた話は、赤い橋(おそらく五大堂へ渡る透かし橋)での出来事です。メンバーが橋を渡っている途中、向かい側からカップルが歩いてきて、彼らを見るなり交わした会話が聞こえてきたそう。

「ねえ、あの子達、なんかカッコ良くない?」

「ただの”ご当地アイドル”でしょ」


客席、大爆笑。しかし、カップル2人の超シビアなやりとりを聞いて、本気でショックを受けたのはメンバー達。ジャニーズアイドルとして全国区の知名度を自負していたと思われるHey Say Jumpにとって試練の一言(笑)だったのではないでしょうか。「俺達、もっとがんばらないとな。」と誓い合ったそうです。


バーモンドカレーの宣伝タイムの時に、有岡君がファンに反芻させていた「伊野ちゃん、東京へ帰れ!」の大合唱に対し、「大ちゃん、”東京へ帰れ!”ってなんだよ。」と本気でスネていた伊野尾君も印象的でした。若い子同士の痴話喧嘩みたいなノリ。軽い口ケンカもところどころあって、ムッとしたかと思えばすぐ仲直りしたり、いつもこんな感じなんでしょうね、若い男の子達って。


ホテルの3人部屋でプロレスに明け暮れていた話も出てました。組合せは、圭人君と有岡君だったかな?「知念もやれよ」の声に強制参加となってしまった、知念君は、小さな身体を利用して、圭人の周りをクルクル廻っていたそうです。そのうち、山田君も参加。その横で一人、スマホ横に置いて寝ている高木君が大物感を漂わせていたと。


ジュニア時代、小6まで仙台から東京に通っていた光君の昔の印象。なんか「アイツ、すごいぜ」みたいな噂が流れていたとか。その理由は、大きなリュックに、ダンベルを入れて通っていた光君の過去話がありました。どうしてそういう行動に出ていたか、本人もあまり記憶にないそうですが、地方から1人参加しているということで、負けん気の現れだったのかしら?


更には、なんでも手作りしていた子供時代の話へ続きました。あの”たまごっち”を段ボールで作っていた光君。大体のものは、手作りしていた、と聞いて親御さんの教育なのか、それとも単に経済的な問題か分かりませんが、ちょっと見直しました。その反面、「俺なんか、(プレミアものの)たまごっち初日に買っていたぜ」揶揄する藪君に、「都会っ子は嫌いだ。


24時間テレビのドラマに出演した山田君は、「試写を見て号泣しました。」とのこと。また「24時間テレビのどこかに出ます。」「皆、今日早く寝て、明日はずっと見てね。」と宣伝をしてました。(ゴメンね、私は見ませんでした。難病モノはあまり好きじゃないので・・・。)


コンサート中にも「だっちゃ」「いきなり」という仙台弁を使いまくってた光君。「宮城ガール」「牛タンガール」とかなんだか良く分からない呼びかけも(笑)。「ちょっと前までは、地元でのコンサートを恥ずかしいと思ったけど、今は嬉しい。」と話した光君。光のメンバーの似顔絵(果物や生物とのドッキング)も紹介されたり、とにかく全体的に目立っていた光君でした。


およそ1年に1度、JUMPのコンサートを見てきましたが、今回のMCが一番テンポよく面白かったです。それより驚いたのは、コンサート最後の挨拶コメント。どのメンバーも、ちゃんと考えて自分らしい言葉を用意していたことですね。「大人になったなあ〜」と感慨深かったです。

boysvoice-2.hatenablog.com

*1:30年ほど前、「青葉城恋歌」が一世を風靡したのですが、今や白髪のダンディな姿になりました。

*2:MCでも積極的に話さない知念君、相変わらずマイペースだけど、ちょっと残念。