BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

Hey Say Jump 全国へJUMPツアー2013 in 仙台(1)

ペンライト

今月の23日に、Hey Say Jump全国ツアーファイナルが敢行された利府セキスイスーパーアリーナ。この地でのHey Say Jump自体のコンサートも3度目(+イベント1回)となりました。心配された雨も小降りで済みましたし、特に混乱もなくスムーズに運びました。自分自身、だんだん慣れてきた感じかな?


コンサート前に受けていた歯科検診が思いのほか押してしまい、会場に着くまで少々焦りながら運転。ツアーのファイナルということで、東北以外のファンも多かったようです。「栃木」ナンバーの車を見かけましたし、なんとなく会場周辺のファンの雰囲気も、どことなくいつもと違っていたような感じがしました。コンサート慣れしてる人が多かったかもしれません。


砂利道だった有料駐車場がいつの間にかコンクリートで固められていたのはビックリ、おかげでだいぶスムーズに車を扱えました。毎回ドキドキするのは、若いお嬢さん達に混じっての会場入り。しかし、さすがに6年も経てば、子供も大人になるもので、ファッションを見るとJUMPファンも随分と成長したものです。おかげで、私も悪目立ちしないで済んだかもしれません(笑)。


グッズ売り場は、全然混み合っておりませんでした。これも、他の地域ですでにグッズを入手済のファンが多かったことを表わすのでしょうか。パンフレットも2000円→1500円の割安価格で販売されており、売れ残りをけるためかも?・・・なんて思ったり。タオル、Tシャツなどの定番グッズは相変わらずシンプルなロゴで、デザイン性はもうちょっとどうにかして欲しい(汗)。


その代わりというか、今回発売されていたペンライトは、結構気に入って(Hey Say Jumpでは)初めて購入しました。。ライトの部分がグループ名がそのまま立体的に浮き上がった形になっており(写真上)、スイッチを押すと赤⇒青⇒自動で変色、と切り替わる懲りようで、「おお、進化してる〜」とビックリでした。


座席は、昨年とは打って変わってアリーナのかなり前の方。嬉しい反面、なんか妙に居心地が悪く、恐縮の極みでした。開場30分前に入ったものの、長蛇の列に並んでもトイレに入れず。なんかブログ読むと、去年も同じことやっていたようで、もうちょっと学習しろや、自分。夏の暑さで立っているだけでも汗だくになったので、結果的にはなんとか持ちましたが、なんか良い方法ないものかなあ。

【お金かかってます!豪華な演出】


開演少し前に映し出される恒例のビデオ。今回は、メンバーが最新シングル「Come On A My House」のサビの振り付けを丁寧に教えてくれて、”皆で覚えて一緒に踊ってね!”というアピールがありました。若いファンは、ビデオに合わせてノリノリで練習していて、「さすがに若いなあ〜」と溜息*1


そうこうするうちにほぼ予定時刻キッチリに、メンバーがステージ上にド派手な効果音と共に現れました。毎回この瞬間は、胸が高鳴ります。テレビで見慣れた少年達が、すぐ目の前で踊り始める!シルバーの衣装を着て、その派手さに負けないピッカピッカの存在感にウットリ。ヒットメドレーを立て続けに歌います。


すでに私の目は、小柄な知念侑李君に釘づけ。半分、見てるのか見てないのかわからないくらい必死な感じで、今になると思い出せないのが悔しいのですが、とにかく目は小さな彼の姿を追いかけておりました。本当は、9人全ての姿を追いたいし、ダンスを総合的に楽しみたいのですが、ナマの醍醐味にかかるとそれどころじゃない、という感じですね。


今回のコンサート、昨年も視覚的な演出に驚いたのですが、また一段とセットがすごいことになっていて驚かされました。これまでも観客席の真上を行き来する自動透明ミニステージやフライングなど、”メリーゴーランド”的な演出があったのですが、今回は、メンバーの動きと一体化するような映像があり、セットが立体的に飛び出してきたり、高さが変わったりと視覚に訴えるような”立体マジック”的要素がいっぱい。


最後まで贅沢なセットには驚かされており、「相当凝ってるわあ、組み立てもバラシも大変そう。」と驚きましたが、それだけに外に出ると巨大な機材車が10数台連なっており、どんだけお金かかってるんだ!と改めてジャニーズのすごさを体感しちゃったり。他にも手押し車付の櫓に乗ったり、通路を走り回ったりと、客席のすぐ間近でメンバーが見られるというサービスもたっぷり。


1メートルくらいの至近距離で見た山田涼介君(ピンクに光り輝くラメ入り衣装を着ていて)は、本当にドキッとするくらい綺麗でした。一方で、今回は、知念君があまり近くに来てくれなくてとても残念でした。あちこち移動しながら、やたら腰をフリフリ、休みなく動きながら自分流ダンスをしていた知念君でした。


【コンサートで記憶に残ったシーン】


印象的だったのは、自分たちが作ったバーモンドカレー*2の写真お披露目後に歌った「Come On A My House」。テレビで聴いた時は、知念君がかなり目立つ立ち位置の曲だったのにも関わらず、”イマイチ感”で漂っていた曲ですが、生で聴いたらかなり楽しかったです。サビの振付も何気にちょっと真似してしまいましたし(笑)、ミドルテンポで満面の笑顔で歌うメンバーも良かったです。


クールなナンバー「BOUNCE」もかなり印象的でしたね。Hey Say Jumpの曲の中では、ことさら大人っぽいサウンドでしたし、「BOUNCE!」の掛け声と共にステージから立ち上る火炎が熱かったのもひと夏の思い出になりました。トータルでいかにもジャニーズっぽい曲で、こういう曲も歌えるようになってきたんだな、と成長を感じました、ちょっとさびしい部分もありましたが・・・。


中盤、MCの後でソロダンスを披露した山田君は、「ミステリートレイン」を歌い踊っていました。バックダンサーもいないので、完全一人、空間を制覇していた山田君。相変わらず、キレや力強さもあるダンスに目が吸い込まれていきます。曲の直前に、メンバーに冗談で「デブ」呼ばわりされていて、「いきなりデブって・・・。ポッチャリとか、すっとばしてデブって。」とむくれていた山田君でしたが、いつの間にかイイ感じに筋肉もついて、それでも色気ムンムンなのは変わらず(笑)。


全員でのダンスも、BEST(お兄ちゃん達5人)と7(若手4人)に分かれてのパフォーマンスも、安定感や完成度は高まっていて、やっぱり歳を重ねてコナレてきたんだなあ、と思いましたね。裕翔君のドラムソロも、圭人のギターも、昔より違和感なくなってます。まあ、ジャニーズアイドルにバンドのグルーブ感とかは全く求めてないので特技程度で充分なんですけど、生真面目に努力している分、ちゃんと上達してるのがエライ。


Hey Say Jumpは、シングル曲も完成度が高いのでコンサートが楽しいです。耳馴染みのメロディやダンスを何度見ても飽きませんし。一方で、6年活動してきてシングル10枚+アルバム2枚ってすごく少ないと思ってしまいます。リリースされていない曲*3も、多いですし。


アンコールは、ファイナルだけあって3回もありました。「Ultra Music Power」「Romeo&Juliet」「冒険ライダー」だったかな。3回目は、さすがに「まだ歌わせるの〜、オレ達に?」なんて、苦笑しながら再登場したメンバー。思いっきり曲紹介間違えて「もう焦ったよ〜!」ツッコまれまくりの八乙女君は、「俺が一番驚いたんだから」と引きつりながら言い訳していて可愛かったです。


悪戯で派手にTシャツを破られた山田君や圭人君、客席の黄色い声がすごかったのですが、「Tシャツ破らないで!」と冷静に注意をしていたのは、君か有岡君だったかな。


ファンとしては、名残惜しい思いはあるにせよ、何回もアンコールに登場するメンバーは大変だなあ、と思ったりもしました。ただ、15分以上待たされることの多いバンドのライブと違って、アンコールまでの時間が短いのは本当に助かります。時間管理に厳しいジャニーズ特有ですね。


長くなったので、面白かったMCについては次回へ。

boysvoice-2.hatenablog.com

*1:その時は、私には到底無理だなと思って見ていたのですが。

*2:CMもやってるし、コンサート協賛なのかな?

*3:シングルの買ってないバージョンのc/wになってるからかな?