BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

テルツ少年合唱団 今夏に来日決定!

今年の8月にあのテルツ少年合唱団が、4度目の来日公演(鹿児島、東京、横浜の3都市4公演)を開催するそうです。数日前にネットで知り、合唱団公式サイトを確認したところ、確定したようですね。これは何としても見たいぞ、と思っていたところ、当ブログにも企画者の方からコメントをいただきました。


ちょうど最近、「見慣れないジャケットのテルツ少年合唱団のCDが発売されたなあ・・・。」と思って注文したら、なんのことはない'86年来日公演レコードの再発CDということで、「その理由もコレ(日本公演)だったのか」と納得したところです。


テルツ少年合唱団は、もともと少年合唱界では世界屈指の実力派であり、もうずいぶん前から”絶対王者的な存在”なわけですが、日本では昔から人気の高いウィーン少年合唱団に比べると、なかなか招聘先も決まらず、豊富な名演奏CDも国内のレコード会社で販売されることが珍しくなっておりました。


1986年、1990年、2000年と来日公演を果たしておりますが、いずれも期待を裏切ることなく、圧倒的な技量・声量・迫力に平伏するしかないような完成度の高さを見せつけておりました。またあの素晴らしい演奏が聴けると思うと、それだけで夢心地です。来月くらいから鬼のように忙しくなりそうな私でただ今ブルーなのですが、この公演だけは是非とも最低1回は駆けつけたいです。


テルツの黒制服も、遠目から見るとなかなかに美しくて良いのですよね。黒いセーターがまるでビロードのようにつややかに輝いていて、普通のドイツっ子が「エリート」ばりに凛々しく見えてくるのです。今回は、どんな素敵なソプラノソリストに出会えるのでしょうか。


演奏内容には、バッハのモテットなんかも含まれているようですね。今年の夏1番の楽しみになっております。


ローレライ

ローレライ

1986年来日公演のライブ録音盤で、よく知られている名曲集(民謡など)となっています。とりわけ「ミリアムの勝利の歌」は、ヘルムート・ヴィテク(Helmut Wittek)の圧巻ソロが聴きどころとなっています。


シュッツ:ドイツ・レクイエム

シュッツ:ドイツ・レクイエム

「シュッツ/ドイツ・レクイエム」と「バッハ/モテットBWV227」です。東京公演のライブ収録第2弾で、やや渋い曲調ですが、テルツ特有の節回しと絡み合うソロで飽きさせません。


私が一番好きなタイプの「元気になれるテルツの民謡」でメジャーな曲ばかりです。久しぶりの日本盤ですが、実は香港製という廉価盤CDです。1992年録音とのこと。期待を裏切らず、楽しかったです。


boysvoice-2.hatenablog.com