BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

ジャズを歌う少年歌手、チャーリー・グリーン

グレイソン・チャンス君より少しさかのぼって昨年夏に、チャーリー・グリーン(Charlie Green)君というイギリス人の少年歌手のCDが日本でも発売されました。何度かCDショップで手にとりつつ、試聴後、買うのをためらったのは、彼の場合も変声期に入ってしまったのがショックだったからです。


チャーリー君は、1997年2月16日生。まもなく14歳になりますね。イギリス人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれ、幼い頃からショービジネス界で活動していたそうです。そのキャリアがあったからこそ、英国の人気番組「BRITAIN’S GOT TALENT 2008」でオーディションを勝ち抜いて有名になることができたのでしょう。天性の素質に加え、場数を踏んでることなどもあって、歌の上手さは素人離れしております。


さらに一目でフィリピン系と分かるようなアジア系の顔立ちに、クリクリお目めが愛らしく、誰でも歌ってる彼を見たら忽ち応援したくなる、という親しみ深さも彼の武器。分かりやすいポップソングではなく、ジャズという一癖ある?ジャンルを歌っているところが他の少年とは一味違った魅力に見えました。まあ、ジャズとなると私もどちらかというとあまり得意ではないのですが、チャーリー君なら、と期待をかけておりました。


それだけに、あのハイトーンボイスが陰ってしまったのがとても残念です。変声期の訪れは、分かっていても残酷なものですねえ(溜息)。


ア・フレンド・ライク・ユー

ア・フレンド・ライク・ユー

日本盤も発売されており、半年もためらっておりましたが、ようやく買いました。選曲がなかなか変わってて、突如ビートルズが出てきたり。変声途中ではありますが、無理の無い発声で意外と聴きやすいです(ホッ)。個人的には、別項で紹介した変声前のアルバムの方が好きですが、こちらも悪くないです。


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