BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

「スクラップ・ティーチャー」感想

Hey Say Jumpの名前を出して思い出しましたが、最近録画しておいたTVドラマ『スクラップ・ティーチャー』をまとめて見ています。初回のほうは、録画も視聴も面倒であまり気合が入ってなかったせいか、野球中継などで時間がずれこみ失敗していたのですが、1話ごとメインとなる生徒のエピソードで進んでいくのであまり繋がりは気になりませんでした。


統廃合の危機と隣りあわせで荒んだ雰囲気の中学校、やる気のない先生、諦めきった生徒達の前に現れる謎の転校生3人。そして、夢と希望を無くした若きダメ教師(上地雄輔)の危機を救う、スーパー中学生役をHey Say Jump山田涼介君、知念侑李君、有岡大貴君が演じました。


在校生には、中島裕翔君やジャニーズジュニアの3人もいます。ドラマの内容は、過去の学校モノのドラマでもよくあったような内容が多くて目新しいものはなかったのですが、意外と面白くて楽しめました。転校生役、特に高杉役の山田君は超ハマリ役で、今が一番オイシイ頃という感じの美貌ぶり。思わず、美少年時代(笑)の堂本光一君を思い出しました。


高杉は、キザで嫌味なくらいのカッコマンでありつつ、何でもできる天才少年(なんか「ハケンの品格」っぽい)。主役の杉先生が困った時に現れて、事件の裏に隠れる嘘や偽りを見破って、颯爽と活躍する少年。しかし、何故か女子生徒には全然モテず(→この設定が嘘っぽいけれど)、屈託の無い鉄道マニアのイガグリ少年*1に、誘われてしまうのです。軽ーくヤオイ狙いか?って感じです。


7話では、クラスのハミダシ者・沢渡役を演じていた高畑岬君が、体当たりで頑張ってて良かったです。最初にドラマを見た時は、アウトロー系なのに、線が細く荒々しさに欠けてて「大丈夫かな〜」と心許なかったのですが、(笑うと可愛いけれど)ちょっと翳もある顔立ちなので、屈折した感情を自然に表現していてなかなかに麗しかったです。


私は、もともとは知念君のファンなのですが、小さいけれど妙に落ち着き払ってた役どころで、とても大人びて見えました。「こうやって大人の階段を上がっていくのね〜」(溜息)と少し寂しさを覚えるほど。いつの間にか中学生の制服がとても似合うようになってましたが、考えてみればもうすぐ高校生?・・・これだから子供の成長は早い、て感じですね。


あ、昨年大活躍した上地さんもなかなかの好演が光りました。今度は、大河ドラマの「天地人」で会えますね。まだずっと先でしょうけど。小早川秀秋役なんて、恐ろしく適役じゃないですか(笑)、期待が膨らみます。


真夜中のシャドーボーイ(初回限定盤)

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もちろん購入済の主題歌。歌番組で聴いた時は、イマイチかな、と思ったんですけど、ドラマで流れるとやっぱり楽しい。

スクラップ・ティーチャー 教師再生 DVD-BOX

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DVD価格もローティーン向け価格なのか比較的安いですね。

*1:いやあ、この純朴な少年がイイ味出してて、毎回笑わせていただきました。