BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

元気なアメリカン・ポップサウンド DREAM STREET

少年アイドルの一瞬のきらめき

DREAM STREET

2000年から約2年間の短い間にアメリカのティーン・エイジャーの中で大人気となっていたのがDREAM STREETという少年グループでした。

メンバーは、Jesse McCartneyGregory RaposoMatt BallingerFrankie GalassoChris Trousdaleの5人。


といっても、彼らのことを知ったのはつい最近のことです。小マッチョ*1揃いのアメリカン・アイドルは昔から全く興味がなかったので、まさか変声期すれすれ、ジャニーズもどきのアイドルグループが登場しているとは夢にも思わず。それから思わず「ぬかった〜!」とショックを受けて、アルバムを探しました。


しかし、さすがに5年も前のアイドルで活動期間も短い、となるといずこでも品切れ・入荷なし状態でした。ジャケットにはうっすら見覚えがあったので、当時、新星堂でアイドルグループのコーナーを何気なく見て、恐らくチラッと目にはしていた気がします。それを思うと尚、悔しい。ダメ元で中古店を探していたら、なんと見つけてしまいました。


アメリカ盤CDの表紙は同じショットなのに、まるでヤケたような安っぽい色合い。しかし、CDを聴き出すとこれが想像以上に良くて驚きました。最年少のJESSE君(右端)は、変声前のハイトーン・ボイスでなかなかに上手い。顔立ちも一番好みでした。他にもソロやバックコーラスをやってるメンバー達の声もかなり高くて、私的には全てストライクゾーンでした(笑)。


今話題の某有名動画サイトで見ると踊りもなかなかのもので、まさにジャニーズ系ポップグループという感じ。たった2年の活動期間の短さが残念です。元々、映画や音楽の世界で活躍していた5人の少年を集めて結成されたグループのようなので、デビュー時からクオリティは高かったのでしょう。

【 早すぎた解散 】


案の定、彼らはティーンエイジャーの女の子達のハートを射止めて、ゴールドディスクを獲得するほどの大人気となったようですが、大成功の裏にはつきもの?のゴタゴタ*2で、あえなく解散したそうです。丁度、少年期を脱して、アイドルグループとしても岐路ではあったのでしょう。ボーイズグループがこういった危機を乗り切って成功するのは、実は難しいことなんだなあ・・・と実感しました。


その後、メンバーはそれぞれに自分の道を歩んでいるそうです。中でも、一番成功しているのがJESSE McCartney君*3。ソロの男性ボーカリストとして活躍してます。アメリカでは、TVドラマでもブレイクしたようで、ジャケットを見る限り、アーロン・カーターにちょっと似てるけれども、アーロンより妙に色気を感じます。


そうして今日もまた、私は有望な少年グループを探す旅に出るのです・・・。


Dream Street

Dream Street

 この日本盤の新品も欲しいなあ。

Beautiful Soul

Beautiful Soul

 水も滴るイイ男さんのJESSE君。色っぽい!

*1:マッチョは、大の苦手なのです。

*2:プロデューサーが、メンバーとその親から訴訟を起こされて。

*3:マッカートニーという姓は、ビートルズとは何も関係がないようですね。