BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

ちょっぴり期待ハズレ・・・コーラス

今年4/9の同日に都内で二つの映画が公開されました。一方は、文科省推薦のお墨付き映画『コーラス』。そしてもう一方は、限りなくシュミな世界?『バッド・エデュケーション』。この二つの映画の共通点は、意外なことにいくつかあります。キーワードは、少年時代、歌、寄宿舎。年代は、コーラスの方が一世代位古いのですが、映画の醸し出すノスタルジックな味わいは、どこか似てます。


もっとも少年時代の回想をメインに置いてる『コーラス』とあくまで、その後の複雑な”男×男”愛憎劇の発端の一部、としている『バッド〜』では全然似ているとは言えません。細かい解説等は公式サイトにも詳しくありますので省きます*1


私としては期待の高さも面白さも断然『バッド〜』に軍配が上がりました。とはいえ、DVDが発売されたら、どちらも購入するのは間違いないと思います。『コーラス』は、予想以上にシンプルで際立った事件も起こらず、少々拍子抜けしてしまいました。「フランスで7人に一人が泣いた」とかそういうよく聞く宣伝文句はどうにかならないものでしょうか(汗)。


何か懐かしいような、優しい気分になれる、という意味では今風のさりげない演出が効いた作品なのでしょうが、肝心のジャン=バティスト・モニエ少年のソロの見せ場というのが思ったより少なく、合唱を通じて伝わる喜びとか、ストーリー性も劇的というほどでもなく、「あれれ・・・」と思ってる間に終わってしまいました。反面、そのさり気なさが心憎いと言えば、そうとも言えそうです。


唯一涙腺をゆるめたのは、クレマン・マチュー先生とぺピノのとてつもなく温かいラスト・シーンでした。『コーラス』は、むしろ題材はとても悲しいものでありながら、全体的に明るさもあって見やすい映画でした。一般受けはすると思いますが、少年合唱ファン的には、何か物足りなくて残念でした。


ジャン君は、なかなか歌は上手ではありましたが、あのくらい歌える子はそう珍しくないだろう、というのと顔立ちが整ってるけれど私の趣味ではないな、という感じです。


映画のサントラは、もとてもオシャレな味わいで楽しいのですが、同じくサン・マルク少年少女合唱団のコンサートCDもなかなか楽しめました。私が持ってるのは輸入盤なので日本盤CDと同じものかどうかちょっと不明なのですが、曲数は輸入盤のほうが多かったです。


ジャン少年のソロ(ハッキリ記載はされてませんでしたが)もかなり入っておりましたし。フランスの少年合唱団もフランス語のせいでしょうか、音の響きが明るく柔らかい、それでいてキンキンと明るい声なので、男女の声の違いを比較的感じないかもしれません。


オリジナル・サウンドトラック コーラス

オリジナル・サウンドトラック コーラス

映画サントラです。
サン・マルク少年少女合唱団のリサイタル

サン・マルク少年少女合唱団のリサイタル

コンサートCDです。


boysvoice-2.hatenablog.com

*1:単にあらすじを書くのが面倒なだけかも・・・。