デビューしたのは最近ですが、私からするとかなり前から業界で活動していたと思うNEWSの山下智久君と錦戸亮君。
山ピーについては、中学生くらいまではとにかく可愛くて目の保養になる少年でした。その後、ちょっと私の好みとは違う方向へと成長してしまったので「うーん、ヒジョーに残念」と思ったのですが、亮ちゃんについては、昔からあまり変わってないな、と思います。背丈は倍くらいに伸びた気がしますけども(笑)、基本的にとてもクールな少年だな、という印象でした。
ちょうどジャニーズJr.全盛期(勢いは今よりずっとあったと思います)の頃、『ミュージックステーション』をよく見ていたのですが、亮ちゃんが出てきたときはとても興奮しました。少し前に渋谷すばる君が初登場で歌った時、その細くて小さな身体にとてもパンチのある歌声でかなり驚かされたものですが、亮ちゃんの出現はそれこそ衝撃!でした。
何せ、楽しさ第一!、歌の実力は果てしなく度外視しなければいけなかった(汗)J系アイドル。変声期を過ぎた不安定な頃の声質が多く、きっちり歌のレッスンも受けたことのないような普通の少年達が大半で、メロディになんとかのって歌えるだけでも拍手モノという状態。
そんな時に子供らしいまっすぐなハイトーンボイスで自信ありげに歌う亮ちゃん。どちらかというと無表情なのですが、たまに見せるやんちゃな笑顔が輝くばかりでした。彼の登場で「とうとうJr.にも歌える子が出てきたのね。。」と喜んだものです。
また亮ちゃんやすばる君あたりをきっかけに、歌えるJr.が増えてきたので全体的なレベルも押し上げて起爆剤になったと思いました。カッコよく踊れる少年に負けず劣らず、歌の上手い少年のインパクトは大きい(文字通り希少価値なので)のです。
亮ちゃんには、ラッキーなことに変声前の声で録音した「Secret Agent Man」というシングルがありますので、少年時代の彼を思い出しながら聞くことができます。よく彼は派手な赤やアメリカンな生地の衣装を着てジャクソン5のメドレーなどを歌っていましたが、笑顔を見せていてもその顔立ちが非常にオトナっぽかったなあ、と思います。
トークなんかも、ちょっと子供扱いできないようなキツさが感じられて、営業スマイルで頑張るJr.の中でも我が道をいってるようでした。声変わりの後も天性の音感は健在で、なかなか今でも良い歌を聞かせてくれてますが、ようやく身の丈と中身が合致したんだなあ、と思いつつも小さなクールガイの亮ちゃんを懐かしく思い出してしまいます。
もっとも、今NEWSを見ると目が行くのは、最年少の手越君やなつこいスマイルの増田君だったりしますが(笑)。
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