BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

幻の少年たちの歌声 パート1

今でこそネットなどで情報を得るのは随分楽になりましたが、私が子供だった頃、ほんのわずかな期間活動した少年達の消息はなかなか知るすべはありません。まして、レコード会社の気まぐれ?のようなグループは数多く、よほど成功を収めたものでなければ消え去ってしまいます。あのフィンガー5でさえ、音源のCD化はしびれを切らすほど遅かったです。


そして私的に消息が気になってるぞ!(笑)の少年歌手やグループを集めてみました。「」の中は、シングルやアルバムのタイトル名です。

桐島ローリィ 「マザー、愛さないで」 

 現在、写真家の桐島ローランド氏が少年時代に歌ってる曲です。ジャケットは、片目から涙を流してじっと見詰める顔のドアップで ハーフの少年だな、とすぐ分かる感じ。発売日不明ですが'80年代かな?ルネ・シマールを思わせるママ路線というか、愛の冷えた両親を想って心を痛めているような歌詞です。 ちょっとハスキーボイスで、変声直前くらいの声なのですが、なかなか表現力があって非常に気に入りました。

リトル・ギャング 「アイ・ラブ・ユー」'75年頃

 ジャニーズ系元祖キッズグループ。メンバーは、松原秀樹(中2)、曽我泰久(中1)*1の二人。中古レコードで知ったので当時はグラビアで見たような・・・?という曖昧な記憶がある程度です。路線はフィンガー5に良く似てますが、結構歌もうまく、楽しい1枚です。


◆2011.2.12追記:香取慎吾君の番組で、ジャニーズの歴史を特集していて、このリトルギャングも紹介されました。活動期間は約1年間、ヤッチンの変声期がきっかけで解散したとか。昔は、結成も解散も成行き次第って感じですね。

1980チューインガムカンパニー 「その後のかぐや姫」'79年
 ボーカルの和也君と4人の少年少女のグループ。ハーフや白人の子も混じってました。そして、この曲は激愛!(笑)でしたね。和也君の第一声、「ヘイ、ベイビー!かぐや姫知ってる?」から始まる元気なサウンドですが、ひたすらパンチの効いたハスキーボイスの和也君がイケてました。他にも1,2枚シングルを出してるようですが、アルバム出して欲しかったなー。 

クリケッツ 「私のベビーボーイ」
 小中学生の男女5人組でボーカルがちりちりパーマのヨッコ(浅香容子)。レコードでしか知らないけれど、女の子みたいに可愛いサッチン(野木智)に目がいきます。ヨッコのよく通るハイトーンボイスと親しみやすいハーモニーでとても好感が持てました。つい最近、「パイナップル プリンセス'77」という幻のLPを手に入れ満足してます。


次回に続きます。


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*1:後にザ・グッバイ”ヤッチン”で活動