少女と少年のあいだに
少年達を追いかけている中で、たまにそこから脱線(笑)してしまうことがあります。それは非常に魅力的な少女を見つけてしまった瞬間などです。
少年期の少女と少年というのはたまにどちらがどう、と言えないくらい同じような魅力を持っているものですが、私は「異性に媚びた少女」というのがとても苦手で、潜在的に拒否してしまう傾向があります。
ですので気に入る少女は多くはなく、また成熟していくと尚の事、すっかり興味を失ってしまいます。※それなら、いっそカッコイイお姉さまのほうがずっと好き!(笑)という感じです。
そんな私を今までで最もゾッコンにさせた美少女は、テンテンちゃんことリュー・ツー・イーちゃん。映画『幽幻道士』シリーズやテレビ番組の『来来!キョンシーズ』で80年代後半に日本でも一大ブームを巻き起こした台湾出身の少女です。未だに根強いファンがいるようで、力の入ったファンサイトもいっぱいあります。
『幽幻道士』という映画がテレビで放映されたとき、このテンテンちゃんが異常に気になりました。美女の片鱗をのぞかせる整った顔立ちに男勝りの行動、たまにお色気(嫌味じゃないのがすごい)まで振りまいて高飛車な態度を見せたかと思うと、気弱な女の子の一面も見せる。
女の子だからって容赦なくセットに投げ飛ばす台湾演出の凄さ(笑)にも驚きました。しかし、生き生きとした存在感に圧倒されまくり。そんなテンテンちゃんを見そめてしまった視聴者は多かったようで、放送局にはやはり「あの子は誰?」という問合せが殺到したそうです。
その後、続編映画の放映→テレビシリーズのオンエアとキョンシーブーム(実はテンテンブームと言えそう)となっていきます。テレビ放送の頃のテンテンちゃんは、美貌にも拍車がかかって輝くばかりでした。「この子はどんな美女に成長するのか?」と期待したものですがそうは人生うまくいかないもので。。。
少女期を迎えてテンテンちゃんの体型はポッチャリ型になり(今の鈴木杏ちゃんみたいに)、顔立ちにもお肉が付き始めます。そしてなぜかごく庶民的なお姉さんのイメージに近くなってしまうのです。少女期は日本でアイドルとして成功しようと、留学までして地道に活動*1していたようですが、やはり成功はしませんでした。
'93年に『ギャング』というミュージカル*2に出演したのを見にいきましたが、面影は当然あるのですが、どうしてもテンテンちゃんのあのシャープな美貌は望めず、少々落胆しました。当時、テンテンちゃんよりはるかに年長でしたが(汗)テンテンちゃんのカレンダーなど家に飾ってウットリと眺めておりました。そんな自分は、やっぱりアヤシかったですね。
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