忘れられない最初のドラマ
少年歌手ネタが続いたので、ちょっと趣向を変えまして。
'70年代の子供向けドラマ、『少年探偵団』について書きます。
最近復刻モノDVDが増えてきたおかげで、この幻のドラマがDVD-BOXで復活!これまた狂喜乱舞でした。でも、折角買ったもののまだあまり再生してないなぁ。
当時日本テレビで放送されたこのドラマのおかげで、探偵myブームが巻き起こり、大変なことになってました。江戸川乱歩やルパン・シリーズを読みふけり、友人を無理やり誘って探偵ごっこをする、手旗信号やモールス信号なども覚え、「キミも探偵になれる!」とかいう怪しげな本も読み、すっかり夢中に。→昔から大層その気になりやすい子供でした(笑)。それでもドラマの影響は、数年続いたのですからなかなかなものです。
【BD7の魅力的な団員達】
もちろん、ミーハー心を一番刺激したのは、当時小学生だったBD7の団員達。中でもトンボ役の辻辰行君(写真左から3人目)については、まさに初恋の人、と言ってもいいほどに熱愛状態でした。BD7の団員は、いろいろと特技が紹介されるのですが、「忍び込みの名人 トンボ」というネーミングって今考えると??なんですよね。バク転もキメていたし身のこなしが軽い、てことなんでしょうけど。
それでも、とにかくトンボ君の全てが好きでした。今思うとやっぱりトンボ君のあのちょっと歯切れの悪い(苦笑)、でも全てに精一杯な台詞回しと声にやられてしまったようです。もちろん、顔も好みに違いないのですが。(当時から美少年より、ちょっと違った味わいに惹かれていたようです。)
トンボ君は、その後「円盤戦争バンキッド」*1にラビット役で出演したのを最後にブラウン管から姿を消します。今頃どこで何をされてるんでしょうね。
そしてこのBD7には、もう一人、当時の名子役が参加してました。
「モノマネの名人 オウム」君こと内海敏彦君*2(写真 右端)です。鼻にかかった印象的な声をしてました。
内海君は、単発ドラマにいっぱい出ていて、時代劇の子役なんかもやってましたね。松田洋治君*3も少年期は、内海君を思わせる存在でしたが、こういう味のある子役が最近はあまりいないのが残念です。
少年探偵団DVD-BOXのオマケに収録されている小林団長、こと黒沢浩君*4(写真 中央)の後日談はなかなか面白かったです。
小学生ばかりで学校もあるから収録が大変だったこと、BDバッジは当時小道具さんの手作りで失くさないように、とさんざん言われたこと、初めてのテレビ出演で台詞が早口言葉になったこととか、今聞いても面白いです。たった一つのドラマなのに本当に沢山のものをもらいました。団員が乗っていたローラースルーゴーゴー欲しかったなあ。。。
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■2016.5.7追記:ピースさんのご紹介で、HDリマスター版が発売されることを知りました。どのくらい映像が進化してるんでしょうね〜。
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