BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

フィンガー5 人気の終焉

パート2 アキラの変声期をきっかけに・・・

フィンガー5は、当時いろいろなTVに出て、歌い踊り一世風靡してましたが、あきらの変声を期に(?)渡米しちゃいました。渡米直前の「バンプ天国」なんて妙な色気があって結構好きだったりするのですが妥当な線だったと思います。


ファンとしては、悲しかったけれども。。。1,2年という短い期間に、家族全員で稼いだお金を使い切って(スゴイ)いつの間にかブームも終焉してました。


私はしつこく、いや地道に(笑)ファンを続けておりましたが、全盛期に比べるとどうしても”過去の遺産”的な活動になっていたと思います。その後、甥の君が参加してキッズグループに引き返しますが、あきらがバンドとしての音楽性を求めてフィンガーズへ脱皮。これが成功せずに消え行く・・・という運命へ。


当時のアイドル雑誌「平凡」か「明星」には、あきら苦渋の選択、というような記事があり、妙子ちゃんと実君に脱退を通告する様子がドキュメンタリータッチで書かれていました。ちょっと脚色もありそうな内容でしたが、読んで切ない気持ちになったことを覚えてます。

【 実くんの加入 】


私は、実君が参加し始めた頃も楽曲的には結構好きです。「ボクのパパは空手の先生」とか不思議な味わいがありましたし、実君のソロ「スーパーカーブギ」はかなり大好きで何度も聞き返しました。あきらと違ってもっと甲高い子供こどもした声の実君でしたが、フィンガー5テイストを持ってて、「玉元一家の濃い血が流れてるのかな」と思ったものです。


実君加入の期間がもう少し長かったら嬉しかったな。とはいえ、幼心にキッズグループの宿命と悲哀というのをなんとなく感じ取ったのがこのフィンガー5だったと思います。


2年くらい前にフィンガー5の復刻盤CD告知を偶然見つけ(運命を感じました)、即購入。さすがに9枚もあるとなかなか聴かないものですが、デビュー前の貴重なアルバムやあきらのソロアルバムのCD化はものすごく嬉しかったです。予約数は500を切ってましたが、待ち望んでいた人は多かったでしょうね。なんて書いてるうちに久しぶりに聴きたくなってきました・・・(笑)。


フィンガー5 ベスト10

フィンガー5 ベスト10

 沢山発売されたフィンガー5のベスト盤の一つ。