BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

’05年ウィーン少年合唱団来日コンサート 感想

早速まずは、本日見に行ったウィーン少年合唱団のコンサートを書かせていただきましょ。'05年組の来日公演行ってきました。まず今回驚いたは、パンフがちょっと凝ってたこと。Canonさん提携なためか紙質はよろしいし、写真は凝ってて楽しめるし、何よりお安い。


そして過去の来日ソリストの話とかちょっこらコアな話もあって、なんて嬉しいのでしょう!クナップニグルベンノベンヤミンのその後、なんて涙がちょちょぎれるほど嬉しくて珍しく読みふけったものです。


しかし、彼等もちょっと前まではお子様だったのに、もう立派な大人なんだもんなー、月日の経つのは早いものです。子供の成長ってつくづくすごい・・・、と実感することしきり。もう一つ、ビックリしたのは公式FCが出来たことです。


テレビ朝日が主催だった頃に作られたFCがあえなく終焉したので、どうなるものやら、と思いつつ、入会してしまうのが悲しいサガ。6月には何やらイベントもあるそうですし、しばし様子を見ようかな、と。


肝心のコンサートですが、アルトがバラバラで元気なし、なのは気になりましたが、ソプラノパートは、なかなかまとまっていて良く声が出ていました。来日2日目のコンサートであれだけ歌えればここ最近の公演では良いほうではないでしょうか。


ソプラノパートは飛び抜けて上手い子は居ないかもしれませんが、声も揃って凛と響いており往年のウィーン少年合唱団をちょっと思わせるようでした。伸ばした音の処理がなかなか上品だったのも良かったし。


フローリアン・リット君という芸人系(笑)の子がアコーディオンやらドラムやら楽器をいくつも演奏してなかなかに目立っていました。それから選曲も変わってましたが、崩しすぎずホッとしました。(内心、ドラケンスみたいに踊りまわったらどうしよう、と思っていたので)やっぱりソプラノが安心して聴けると嬉しいものです。


次は来月、どんな演奏になってるかまた楽しみ。