BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

少年合唱団-ウィーン少年合唱団

ウィーン少年合唱団の迷(?)曲集

忘れられない、愛すべき珍品たち ウィーン少年合唱団のファンになって間もなくの'81年頃、3枚目となるLPを買いました。草原を歩く少年達の麗しいジャケットに惹かれて買った『愛唱歌集』。現在は『世界をめぐる ウィーン少年合唱団』という廉価盤*1になっ…

ウィーン少年合唱団来日組 エドアルト君の思い出

ウィーン少年合唱団団員との短い交流 ※前回記事の続きです。淡々としたミサが終わり、建物の外に出るとこれまた閑散とした雰囲気。テレビなどで家族が迎えにくる模様*1や観光客が溢れかえって撮影している光景などを思い描いていたのですが、 シ〜ン。。。(…

ウィーン少年合唱団のホーフブルク礼拝堂ミサ

礼拝堂ミサ体験記 ウィーン少年合唱団の紹介記事で必ず書かれていると言ってもいい、ホーフブルク王宮礼拝堂でのミサ。彼等の毎日曜の”お勤め”でもあります。私がウィーンでこの礼拝堂ミサに行ったのは、'90年2月頃だったと思います。子供の頃から憧れだった…

来日ソリスト列伝 ペーター・マティアス

ああ、麗しの君はたくましき村娘 私が最も印象深いウィーン少年合唱団の来日公演は、'92年のシューベルト・コアです。'80年代の来日組の素晴らしい演奏をビデオで何百回も見返し、'89年の名演奏の記憶も鮮烈だった頃。いやが応にも盛り上がりまくり。 予約し…

来日ソリスト列伝  イエルク・クルシッツ

演技達者なアルトソリスト 1980年来日のウィーン少年合唱団が上演したオペレッタ「おしゃまなプリマ」で、憎まれ役の老プリマを演じたイエルク・クルシッツも、私にとっては歴代のウィーン少年合唱団のソリストの中で最愛のボーイアルトです。 地声に近く、…

来日ソリスト列伝 ミヒャエル・クナップ

1980年来日ウィーン少年合唱団 伝説のボーイソプラノ パート1・2から随分と間が空いてしまいましたが、ようやく続編を書こうと思います。友人でミヒャエル・クナップファンのYちゃんから素晴らしい情報をいただいたので一気に気持ちが高まりました(笑)…

やはり名作っていいなあ・・・ウィーン少年合唱団の映画

私の運命を変えた一冊 私が本格的に(?)ボーイソプラノや少年モノにハマッたきっかけは、竹宮恵子さんの『鏡の国の少年たち』という本がきっかけです。この本を初めて手にしたとき、まるで”頭の上で鐘が鳴る鳴る〜♪”というほどに自分の趣向をハッキリ自覚…

来日ソリスト列伝 クリストフ・リスト

ウィーン少年合唱団'96年来日組 ウィーン少年合唱団を始めとする少年合唱団の来日メンバーの中で特に気に入ったソリスト(ソロ奏者)を取り上げたいと思います。コンサートに通いまくっていた主に'90年代がメインで、しかも不定期更新となります(笑)。 ま…

'05年ウィーン少年合唱団来日公演 感想

ウィーン少年合唱団が帰ってきた! 少年達の渾身の演奏 4日(土)のAプロ*1を見てきました。久々の良い演奏に心も躍ったため(笑)、早めの感想を書く気になりました。正直言って、この10年間ほどはたまに優れたソリストが出ていたとしても、(私的に)失…

来日ソリスト列伝 ゲオルク・ニグル

超個性派のソリストとの再会 なにやらベタなタイトルになっておりますが(汗)、ウィーン少年合唱団の中で私が最愛のボーイソプラノ・ソリストは、'83年と'86年に来日したゲオルク・ニグル(Georg Nigl)君です。'83年が初めて生の公演を見に行った年でした…

’05年ウィーン少年合唱団来日コンサート 感想

早速まずは、本日見に行ったウィーン少年合唱団のコンサートを書かせていただきましょ。'05年組の来日公演行ってきました。まず今回驚いたは、パンフがちょっと凝ってたこと。Canonさん提携なためか紙質はよろしいし、写真は凝ってて楽しめるし、何よりお安…