BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

ボーイソプラノ・Treble

久々のウィーン少年合唱団 オン TV

ミニ特集と日本人団員インタビュー 久しぶりにウィーン少年合唱団をテレビで見ました。TBS系の特番『ウィーン華麗なる謎解き大紀行』の中で。画面にホーフブルク宮礼拝堂の映像と、ウィーン少年合唱団の制服が映った一瞬、「えっ!これってビデオ?」と勘…

クリッパー 切り抜き発見!(その2)インタビュー編

クリッパーの記事は、グラビアや小さなものが多く、メンバーインタビューが載ってるのは1種類だけでした。パーソナルデータもそこでゲット!1歳年齢をサバよんでいるという噂もありましたが、ひとまずそのまま表にしてみます。4人の弟達が年子に近いのに…

クリッパー 切り抜き発見! (その1)

非常にまたストレスの溜まる出来事があって、せっかくの3連休は引きこもり状態となっておりました。気持ちに元気がない時、気分転換に始めるのは何故か納戸の整理。片付けが"隠れ趣味"である私ですが、手の施しようのない実家のモノの山に萎えることしばし…

クリッパー CD復刻リクエスト大作戦!

リクエストのご協力をお願いします! 日々何があろうとも、変わらずに問合せの多かったクリッパーについて、そろそろCD復刻リクエストを募ってみようかしら、と思い立ちました。私自身、願いはずっと以前より強くあったのですが、何せ活動期間の短く、一部…

’09年8月の少年たち情報

ふと思い立った試み+備忘録として、「今月の少年たち」シリーズを書こうかな、と思いました。TV出演、放送、雑誌等、少年たちの出演情報を、1つの記事内に列記していきます。過去に書いた関連記事なんかもリンクさせてみます。(おお、一度で二度おいし…

’09ウィーン少年合唱団 来日公演(6/6 Bプロ オペラシティ)

シンタロウ君欠場に落胆・・・ 今年のウィーン少年合唱団来日公演へ行ってきました。今年は、コンサートへ行かないつもりでいたのですが、日本人ソリストのシンタロウ君のボーイソプラノの評判を聞き、重い腰を上げました。なのに、何故に・・・。どこにもシンタロ…

ウィーン少年合唱団の新作「SILK ROAD」

世界を旅する現代版シルクロードの少年たち 今年もまたウィーン少年合唱団の来日公演がまもなく始まります。'89年以来欠かさず公演には行っておりましたが、今年はGWのメドがたたない状態があったのと、「そろそろ一休みするか・・・」という心境でチケットを…

春を連れてきた、リベラ初めての仙台公演

昨年にリベラの再来日が決定!と聞いた時、今度こそ聴きに行けないだろうなあ、と覚悟していたのですが、奇跡が起こりました。少年合唱の招聘では、非常に立ち遅れていていつも失望する、この仙台で初めてのリベラ公演が開催されたからです。 いつだって満員…

映画「誰も守ってくれない」 主題歌に誘われて

2本目に見た映画が、24日公開となった『誰も守ってくれない』でした。この映画は、珍しく昨年の冬から絶対見るぞ!と気合を入れていた作品です。きっかけは、主題歌であるリベラの「あなたがいるから♪」。ちょっと横道からの関心でしたが、他にも志田未来ち…

ボーイソプラノのちょっと変わった動画集

たまには手抜き(おいおい)・・・じゃなくて、いろいろと見集めた合唱映像を引っ張り出して並べてみましょう。ちょっと疲れた時に一服とばかりに元気をもらえるものを。 【ALED JONES(英) 幻の番組】 最近、アレッド・ジョーンズの『奇跡のボーイソプラノ』…

DVD『ヴォイス・オブ・エンジェルズ』ご紹介

宣伝依頼がありました。 本日、このブログ宛にいただいたメールにちょっとした驚きがあったので、早速アップします(笑)。映画配給会社UPLINKの担当者の方からのメールでした。UPLINKさんといえば、ちょっと(いやカナリ・・・か)個性的な映画を紹介されてい…

色褪せない名ボーイソプラノ

またしても友人Yちゃんからのビックリ映像情報がきっかけで、テルツ少年合唱団の歴代ソリストの中でも、今なお愛聴され続けてその名が燦然と輝いている、ハンス・ブッフヒール(Hans Buchhierl)について書いてみよう!という気になりました。とはいえネタを…

’08ウィーン少年合唱団 来日公演(5/3 サントリーホール Aプロ)

毎年ウィーン少年合唱団が来日するようになってから、プログラム内容もほぼ固まってきて、後で振り返ると、あまり違いが分からないことが多くなりました。今年は、オーストリア出身の少年が多かったため、顔立ちがウィーン少年合唱団ぽかったのが嬉しかった…

少年が歌う歌劇「バスティアンとバスティアンヌ」

今尚、恋焦がれる幻の映画 YouTubeにアップされた『バスティアンとバスティアンヌ 〜湖畔にて』*1の歌唱シーンを見つけて、このネタについて書きたくなりました。タイトルは、モーツァルトが12歳の時に作曲したことでも有名なオペラです。この映画については…

リベラ待望のライブDVD

昨年から延期につぐ延期で、本当に発売されるのかしら?と思っていたリベラのコンサートDVD(日本盤)が今月ようやく発売されました。待った甲斐がある、とても素敵でクオリティの高い映像です。もちろん、トム・カリー君を中心にした新生リベラの美しいハ…

第2期・THE CHOIRBOYSのクリスマス曲集

なかなかゴージャスなクリスマスアルバム 実は、11月の発売日にすでに購入して何度か聴いていたのですが、ブログにアップする時期が、かなりずれ込んでしまいました。今年のイチオシ!?クリスマスCDです。もっともボーイソプラノもので他に目立つアルバム…

映画を輝かせた美声 ジェームズ・レインバード

荒削りで少年らしい素朴さ 私が今でも大好きなボーイソプラノを紹介します。 ジェームズ・レインバード(JAMES RAINBIRD 1975年5月生)、イギリスはウェスト・サセックス出身で、経歴を読むとKING'S HOUSE SCHOOL CHOIRに所属し、1984年よりソリストとして歌っ…

名曲「BOY」 とうとう幻の映像が!

初めて見た時、身体が震えました。次に火照りがやってきて、「なんだこれは、流感か?」と思うほど、頭もクラクラ、ヒートアップしてしまったのが、クリッパーの幻の名曲『BOY』の映像です。しかも画像・音質も綺麗で、30年近い昔のものとは思えません。 …

日本生まれの清純なボーイソプラノ、村上友一

今なお、飽かずに感動を与える美声 このところ、あまりに世俗の煩わしさに追い立てられて全く気持ちの余裕がありませんでした。気が付くと、音楽すら聴く気力もなく、生きながらの抜け殻状態、というか。久しぶりに原点に帰って、ボーイソプラノについて書き…

クリッパーのその後・後編

母国フィリピンへ帰国後 クリッパーの続報を書いたのがちょうど1ヶ月前。ずっと頭の中にはあったのですが、なかなかその後のクリッパーについて書くことに悩んでました。アナ・ミッシェルさんよりお借りした貴重な録音を元に、彼らの歌声について書きたいの…

’07ウィーン少年合唱団公演感想(2)

最後まで消化不良だったコア 東京ラスト公演となった16,17日のウィーン少年合唱団公演を見てきました。場所は、東京オペラシティ。最近は、サントリー・ホール(改装中)でなければ、このホールというくらい訪れる頻度が高くなりました。オペラシティの内部は…

来日ソリスト列伝 クリスチャン・フリークナー

拍手無しの'90年来日公演 時は'90年6月3日のこと。'86年に初来日したテルツ少年合唱団のコンサートを見ること叶わず地団駄踏んでから4年後、念願の来日コンサートを見ることができました。 場所は、福島音楽堂。陣取ったのは前方中央の席。初めて訪れたホー…

クリッパーのその後・前編

小さな夢が叶う時 このブログを立ち上げてまもなく、クリッパーという少年グループの記事を書きました。'79頃に日本で活動していた5人の姉弟グループです。私自身が子供すぎて彼らについて覚えていることがわずかしかなかったので「幻のグループ」とも。 し…

’07ウィーン少年合唱団公演感想(1)

初見の印象をサクっと 先日、ウィーン少年合唱団の来日公演を見に行きました。なんと地元で見るのは15年ぶり。(その間、東京ばかりで見ていたわけですが。)'83年の初コンサートもここで見たんだよなあ・・・と思うと感慨もひとしおでした。ちょっと日常的にブ…

実力派ボーイソプラノソリストがソロを歌う バッハカンタータ大全集

これを知らなきゃ、少年合唱マニアじゃない 昔から、まとまった休みが出来るとふと「無駄な作業」なんかをやりたくなります。今回は実用も兼ねて、レオンハルト・アーノンクール版の「J.S.バッハ/カンタータ大全集」のソリスト一覧を作成してました。私にと…

ウィーン少年合唱団初の日本人団員に巷は大騒ぎ?

ちょっとしたカイ・シマダ旋風 今年のウィーン少年合唱団公演がようやくスタートしたようです。月日の経つのは早いものですねー。公演に先立ってマスコミへの記者会見が開かれた、ということですがこれが思わぬ活況の様子で、例年にないほどの報道量にビック…

幻想的なリベラワールドに酔いしれて・・・(2)

新しい少年達の活躍 ソリストは、前回公演に引き続き、高音部の美しいトム、ことトーマス・カリー君(Thomas Cully)が大活躍でした。「彼方の光」も変声したマイケル・ホーンキャッスル君に代わりソロをとっていました。彼の高音は、かなり特徴があります。…

幻想的なリベラワールドに酔いしれて・・・(1)

癒しのひととき ちょうど一ヶ月前、本当に行くの?行けるの?と自問自答していたリベラコンサート。無事、行って参りました(笑)。偶然にも仕事も重なり、週に2度も東京日帰りという強行軍となり、それでなくても(このところ季節の変わり目のせいか)疲労…

リベラ3度目の来日公演!

結局、行くことになるわけなの? 昨年、NHKドラマ『氷壁』のテーマソング「彼方の光」で日本でも大ブレークしたリベラのコンサートが決まりました。東京、愛知、大阪という3都市で4月に開催です。だいぶ前からその噂はあったですし、決まってからmy友…

’88 ドレスデン十字架合唱団の思い出(2)

団員と東京散策の1日 '88年の東京でのある1日、ドレスデン十字架合唱団の団員であるS君(およびその仲間達数名で)と貴重なフリータイムを過ごしました。といっても、お洒落さとは全くの無縁(笑)、旧東独の団員達が目指すは、電化製品のメッカ、秋葉原…