BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

名作甦る、「寄宿舎」待望のブルーレイ発売!

ディディエ・オードバン、甦った麗しの君

本日、待望のブルーレイが届きました。「寄宿舎」復刻盤発売です。DVDは、はるか昔に購入しておりました。入手困難となってからは、Amazonでもものすごく値が吊り上がっていたんですよね。今回は、NHK萩尾望都先生のスペシャルがあったことで見事、再販に繋がった?とか。



なんと1964年の作品、今から57年前です。今回、HDリマスター版ということで、ブルーレイの映像と(過去発売の)DVDの映像を見比べてみました。映像の違いはテキメン!DVDは、黒の陰影がシャープなモノクロでテープの傷が飛びまくってます(見ていて気になるほどではありませんが)。


ブルーレイは、おぼろげにセピアっぽいモノクロで、さすがに傷などは見当たりません。16:9のワイド画面で大きく引き伸ばされていて、やっぱり映画を観てるな~という気分になります。半世紀以上も前の作品とは思えないくらいリアルに感じられますね。


しかし、アレクサンドル役のディディエ・オードバン少年は、私の理想の少年像というかまさに少女漫画から抜け出たような美少年。唇がやや分厚いけど、クリクリした瞳と茶目っ気がある表情とかたまりません。あと嫉妬とか見せる時の怒った表情とか秀逸。何十年経っても好き、て変わらないな。


作品は、ラストシーンが何度見ても辛いので、そこまで見られないのですが温室のシーンとかもう絵画のような美しさ。全てのBL(というかJUNE)はここから始まった!70年代の少女漫画のギムナジウム流行も分かる、て感じです。でも、この映画の舞台であるフランスは制服と言ってもカジュアルでしたけど。


オードバン少年は、成長して映画監督になった、と聞いてます。何作か有名な作品でも手掛けているようです。自分の可憐な美少年時代が残ってるなんて本人は照れ臭いかもしれませんね。子孫が残っていたら、どう思うんでしょうね。


「これ、うちの爺ちゃんだよ」とか、言われちゃうのかな。

boysvoice-2.hatenablog.com

和風少年も好きでした


余談ですが、もう一つブルーレイで買うのを迷ってる作品があって、それは日本のTVドラマ「少年探偵団」のブルーレイBOX。これもDVD-BOXを持っていて再販ブルーレイを買うかどうか迷ってます。さすがにBOXは2万もするからどうしようか迷いまくってます。大体、買って安心してあまり見返さない自分、ですからねえ。


トンボ役の辻辰行君が私の永遠の初恋ボーイなのですが、日本人になると浅黒くてぺたんとした平面顔で黒ストレートヘアの和風顔が好み。結局、その後のTVドラマでも彼のような顔の系統がずっと好きでした。



改めて見たら、トンボくん、山口百恵ちゃんとか上戸彩ちゃんに似てる!(右端のオレンジ色の服の少年)ああ、この手の顔が問答無用に好きなんだな、て納得してしまいました。


華奢で細い脚、浅黒い肌で外で元気に跳ね回ってる少年、ああ、昭和のボーイズだなあ(ノスタルジー)。今もこういう少年達はどこかにいるんでしょうけど、すごく懐かしい。おまけに日本の原風景のようなシーンがいっぱい出てきて、胸が熱くなります。


今は間口が広くなって、いわゆる美形顔も結構幅広く好きです。というかすでに子供は愛でる対象になってしまいました(そりゃそうだ)。美少年が好物だった私も綺麗な日本人のお兄さんにちょっとグレードアップ(?)しております。


boysvoice-2.hatenablog.com