マイナーだけど大好きだった、ＰＣＱｕｅｓｔ - BOY’S VOICE　新・永遠の少年たち

以前、ニューキッズ・オン・ザ・ブロックの前座？的扱いをして書いてしまって、ちょっとモヤモヤしていたPC Quest。知名度は少なくても、最愛のグループなので改めて調べ直し、加筆修正*1します。

NEW KIDS ON THE BLOCKに遅れること１，２年ほど、ちょっとタイプは違うけれどあるボーイズ・グループが活動していました。PC Questというグループで男性２人、女性１人、少年ボーカリスト１人（Chad）という構成でした。曲調は、どこかニュー・キッズ風*2なのですが、とにかくこのChad君のボーカルがとても魅力的！！ハスキーボイスで（ニューキッズの最年少→）ジョー君よりも断然上手く、なんとも言えない味があったので、ほんの数フレーズでノックアウトでした。

購入できたアルバムは、たった２枚だけ（今はほとんど廃盤に近いのかも）、他に情報は限りなくないに等しいグループなのですが、こんな面白いグループが埋もれているんだから、やっぱりアメリカは広いんだわ〜、と再認識させられました。未だに忘れられずにいるのですが、”消えた”理由は、やはりchad君の変声がきっかけだったのかもしれません。花の命は短し、ですね。

【PC QUESTの活動とその後のChad君】

（以下、追記です。やはりお役立ちのウィキペディアがネタ元ではありますが）PC Questは、1990年代初頭に出てきたオクラホマ出身の４人組ポップグループ。メンバーは、Chad Petree、Stephen Petree（chadの兄）、Drew Nichols、Kim Whipkey。ティーン誌がフューチャーしていたそうです。確かに（薄手の紙質も悪い）アメリカの雑誌で彼らを知りました。

全米チャート40位内に上がった曲は"After the Summer's Gone" 。この曲、出だしが「ニューキッズのパクリ？」と思ったりもするのですが･･･。他に"Can I Call You My Girl" という曲も50位程度。むしろアップテンポの曲には、オリジナルを感じました。海外ファンのブログを拾い読みしたら、「PC Questって知ってる？たぶん、知らないよね。」と書き出しにあったくらいなので、認知度はあまり高くないようです。

２枚のアルバムを出した後、PC Questは儚くも自然消滅したようですが、ボーカルだったChad君は、現在インディーズ系バンドShiny Toy Guns（2002年からＬＡ．を拠点に活動開始）のボーカル＆ギタリスト：Gregori Chad Petreeとして活躍しているそうです。アルバムも何枚か出てますし、ＰＶを見てもなかなかのもの。

洋楽オンチなので出来は、分かりませんが、歌い続けてくれてるのは嬉しいです。ちなみにお兄さんもロック歌手だそうです。地道に着実に活躍してくれているのが何よりですね。

私もずっとchadの歌う姿を見たかったので、涙モノでした。女子ばりの長髪がイケてます。（正面カット多い動画が出てきたので差し替えました。）