BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

白虎隊伝説(1)

紅顔の美青年、山下智久が白虎隊士に

いよいよ本日夜、待望の正月時代劇『白虎隊』が放映されます。年末から急にまた白虎隊熱がヒートし、'86年版ドラマ『白虎隊』(日本テレビ)のDVDで涙したり、気分を盛り立てまくっております。


白虎隊自体、昔から非常に興味を持っていたのですが、かといって歴史フリークには程遠いので、いつものごとく好き勝手書こうと思っております。それにしてもブログでもいろいろと”悲劇の少年達”を扱ってきてますが、これ程の壮絶な悲劇はなかなかないかもしれませんね。


さあてどこから手をつけようか、と思っていたのですが、山P(山下智久)の美隊士ぶりを拝んでいて妙に懐かしい・・・と思い出すことがあり、とりあえず山Pの思い出編から始めようかな、と安直に思いました。ワイルドでセクシー路線へと脱皮しつつある?現在の山Pにはどうしても食指が湧きませんが、未だに綺麗なショットのドアップを見るとちょっとトキメいてしまいます。


 そう私は昔から、山下智久の顔、が好きなんです。


我ながら節操無いなあ・・・と恥ずかしくなりますが、今でも山Pを初めて目に留めた時の衝撃を忘れていません。今から10年ほど前、『ミュージックステーション』でジャニーズJr.全盛期のメンバー(小原裕貴君や滝沢秀明君、今井翼君、デビュー前のなど)が勢ぞろいし、V6の持ち歌である”Can Do! Can Go!”を歌った回でした。


黄緑色の衣装を着た山Pの顔がカメラに映った瞬間、思わず目が釘付けに。Jr.の総勢50名ほどの男の子達の中で(しかも個性的な顔立ちの少年達が多い中)、「マイスイートハート〜♪」と歌いたくなるような女の子も真っ青のラブリーフェイスを見せたのが山Pでした。TVカメラのアップに笑顔を見せるべきかふと迷ったような中途半端な表情が何気にシャイな感じに見えて、ドッキン。現在21歳というと、その当時はまだ11、12歳位でしょうか。→うーん、犯罪だわ(笑)。


この後ぐんぐん人気を上げていきながらアイドル誌でも特集されていくのですが、当時は、ずっと小柄で非力、どうしようもないほどのラブリーフェイスを武器に存分に先輩にも同年代にもチヤホヤ可愛がられていました。私もビデオ録画に励んで随分チヤホヤさせていただきました(笑)。


但し、山P自身はこの頃から芯はかなり男気を持った子だなあ、という気はしていました。喋りもごく普通の少年のそれ、でしたし、アイドルスターへの野望は少しずつ育まれていたにしてもまだ地道に力をつけていく段階でした。

【美少年からの脱皮】


あくまでジャニーズに顕著なのですが、周りも羨むほどのプリティーフェイスの男の子は、それはそれで他人には分からないコンプレックスがあるようで、多くの少年が”凛々しい男らしさ”に強い憧れを持つ傾向がある気がします。なので、成長するにしたがってどんどんその可愛らしさを(無理やり)削ぎ落としていき、ワイルド志向が顕著になっていくのではないか、と。


とりわけジャニーズの場合は、幼い時分から大人の世界の中で生きているので、20歳にもならないうちにすでに「世慣れたムード」を醸し出してしまう。良くも悪くも露出が甚だしいし、バラエティや情報番組では臆せず、トークをしなければいけないですから無理もない。しかし、そこが私的にはテンションが下がるところなのです。


山Pもやはり16歳くらいになって、内面の変化から顔立ちが随分変わりました。顔の作りや個々のパーツは相変わらず美しいのですが、己の中に渦巻いているものを包み隠さず出してしまうようなところが見えてきて、急に老成してしまったよう。もう可愛いでは済まされない(笑)風貌になってしまって、自然とフェードアウトしてしまいました。


別に胸板厚くならなくてもTBCやらなくても(笑)、”素”でとびきり良いお顔を持ってるのだから、もっと気負わずラフに生かしてくれたらなあ、と思ってしまいます。もちろん、これはあくまで私の勝手な好みの問題ですが。まあそんなこんなで、NEWSデビュー後、ソロも大ヒットしたり、世間一般に広く認知されるようになってからも、なんとなく気になりつつもあえて追いもせずおりました。


そして、白虎隊ドラマで主演。私としては「おお、こんな形で再会しようとは〜!運命を感じるわ。」なんて浮かれた気分です。現代的な顔立ちだし、鬘をかぶるとちょっと子供に見えてしまう*1のですが、黒い隊服にハラリと落ちた前髪が綺麗で、久しぶりにときめいてしまいました。願わくば、美しく悲しい白虎隊々士として記憶に残る演技をしてもらいたいものです。


それにしても、ポスター、下敷き、Jショップ販売の写真、極め付けはプリクラまで・・・少年山Pグッズは未だ我が家に眠っております。後の世に「平成の美少年」として光り輝くお宝になるかもしれませんね。(同僚には決して見せられないが(汗)。)本当に、日本人でここまで好きな”顔立ち”はなかなかありませんから。あとは、一体どんなオジサマになるのやら?


サビが頭の中でリフレインしちゃうソロ曲。


boysvoice-2.hatenablog.com
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*1:前髪の美少年、なのに思ったより色気がないかも(笑)。