BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

少年フォークデュオ、平川地一丁目

sugiee2005-06-10

気に入るCDというのは、最初の一音、一声で「ピン!」とくるものですが、平川地一丁目*1のCDもまさにそういうCDでした。彼等のミニアルバム『七つのひらがな』は、最初からリフレインで3度くらい続けて聴いてしまったほど魅了されました。


もともとCD店で二人のメジャー・アルバムの広告は何度か見かけていてとても気になっていたのですが、手を出すのにはなかなか勇気が要りました(笑)。


しかし、変声前に録音した曲が数曲あると知ってすぐに上記のミニアルバムとシングル『とうきょう』を購入しました。この21世紀にフォークを歌う少年達がいる!というのがちょっと驚いたものです(演歌を歌う少年は不思議に感じないのに妙なものですね)。


弟の直次郎君は、とても可愛い顔立ちですが、歌い方はとても素直でパンチもあり、しっかり歌詞の意味が伝わってきます。久しぶりに真剣に歌い上げるタイプの良い歌手を聴いた、と思いました。そして、ギターのシンプルなサウンドがとても懐かしく、安らぎを感じます。


プロフィールを見ると佐渡島に住んでいる兄弟ということで、今でも東京に”通って”いるそうです。自然の香り、小鳥のさえずりが聞えそうなサウンドの理由が分かりました。この変わったネーミングのデュオ名も昔住んでいた町名だそうです。


もう少しだけ愛して下さい、僕達を。あと少しだけいいから♪」(by かわれないので)という切なげな歌詞も青春歌謡っぽくもあり、少年期の心の揺れも感じてちょっとドキッとします。


すでに変声を迎えてしまった、直次郎君の今の声を聴くのがちょっとためらわれておりますが、プロモーションビデオのDVD(2005/7/27発売予定)もまもなく発売されるので、そこでまた今の彼等と再会(笑)しようと思います。


七つのひらがな

七つのひらがな

インディーズ版ですが店でも売ってます。

とうきょう(CCCD)

とうきょう(CCCD)

なんともリアルに響きますね。 


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