BOY’S VOICE 新・永遠の少年たち

少年の声と少年文化に特化したブログです。

書籍

身近にひっそりと楽しみな少年カルチャー

昨年からここ半年くらいずっと追い立てられるような生活で月日の区別もあまりなく、土日はひたすらぐったり、リラックス出来ればいい、というような暮らしぶりでした。なので、興味のある映画があっても、そのために遠出するにはかなりの覚悟がいる、という…

待望のアニメ化 『アルスラーン戦記』

先週、偶然TVのチャンネルを合わせたところ、日曜夕方のアニメ帯で始まった『アルスラーン戦記』を放映していたので見始めました。アニメに関してはほとんど興味がない私ですが、戦国時代好きのプチ歴女?なので楽しめた『戦国BASARA』に続き、今回は原作…

雑誌「anan」 醸造化決定!

仕事帰りに何の気なしに立ち寄ったコンビニで雑誌「anan」を衝動買いしてしまいました。雑誌コーナーで一瞬、アイドル雑誌「POTETO」の別冊かはたまた「明星」か、と目を疑ったほど「anan」らしくない表紙と特集。とうとうここまで落ちたか・・・(対象年齢が)…

買おうかどうか迷う写真集

本日、ある少年俳優の写真集を書店で見つけました。熱烈なファンというほどではないのですが、透明な顔立ちとカゲのある瞳が素敵で1,2年前から気になっている少年でした。最近は、コンスタントにドラマや映画にも出ていてなかなかの”売れっ子”でもある彼…

ねじの回転と『回転』の間に・・・

説明できない奇妙な感じ ヘンリー・ジェイムズ作『ねじの回転』(The Turn Of The Screw)という小説は、登場人物の少年少女が物語で重要な役割を占めていながら、ちょっと奇妙なストーリーで印象が強い作品です。 純真なはずの少年マイルズと少女フローラを…

忘れられない小説 本の中のいたいけな少年達

久しぶりに本の話題を。映像や音楽のみならず、書物の中に出てくるイメージとしての少年達もやはり気になる存在です。児童書や子供向け作品、名作の数々よりも記憶に留まるのは現代の小説が多く、愛情に飢える少年達が心に残ってしまいます。 (1)ボクの心…

夢見るビューティ・ボーイの画 田口智子の世界

絵の中の透き通る瞳の少年達 夏に実家に帰省したとき、書棚を見ていてふと思い出したのが田口智子さんのイラスト画集『Opium(オピウム)』でした。この本を購入した当時から随分月日が経っていたので、今はどんな活動をしてるのかしら?と思い、AMAZONを検索…

悲劇の少年たち ジャッキー・クーガン

天才子役のその後は・・・ 私が一番心を動かされた子役と言ったら、ジャッキー・クーガン(Jackie Coogan 1914/10/26〜1984/3/1)を外すわけにはいきません。チャップリンの『キッド』の名子役です。 この100年あまりでも少年子役と言えば彼が筆頭と言っても過言…

すごい本が出たものだ 「少年俳優」

これはやはり創刊号になるのでしょうか?とすると第二弾も出てしまうわけでしょうか(汗)、あなオソロシ、「少年俳優」。この手の雑誌では少女ものは山ほど発売されておりますが、少年子役ものは初めて見ました。そしてこれまたノリで買わされてしまってる…

ためになる五嶋龍君の本

五嶋龍君の本は、1日で一気に読めるほど簡潔ですが、とても面白かったです。生い立ちや、今考えていること、など確かにエッセイ集なのですが、いちいちためになるというか、新鮮な驚きがありました。 ヴァイオリンとの付き合い方も「ただの楽器ではなく、身…

リベラ初の写真集

最近買ってしまった本、煩悩の趣くままに・・・ 本日買ったばかりのホヤホヤ写真集は、リベラのものです。少年合唱団系の写真集は、数年に一度、まったくもって唐突に?刊行されるものが多く、各国の少年合唱団を集めた資料集的なものが数冊あります。 また、ウ…

やはり名作っていいなあ・・・ウィーン少年合唱団の映画

私の運命を変えた一冊 私が本格的に(?)ボーイソプラノや少年モノにハマッたきっかけは、竹宮恵子さんの『鏡の国の少年たち』という本がきっかけです。この本を初めて手にしたとき、まるで”頭の上で鐘が鳴る鳴る〜♪”というほどに自分の趣向をハッキリ自覚…

神木隆之介のクールサマー

ニッポンの男の子もなかなかです!新譜紹介 まだじっくりと主演の映画を見たことはないのですが、あちらこちらでその可愛い笑顔を見せてもらっている神木隆之介君。 7月25日に初の写真集「ぼくのぼうけん」が発売されたので、即購入しました。感想は、全…

魅惑のビスクドールの世界

画像は、佐藤ラギ著書「ギニョル」です。ただ表紙に惹かれて購読したものの、読み終わってから、ちょっと気分が悪くなってしまいました。 裏町で拾った人形のように色白の少年、ギニョル。主人公の男は、彼を連れ帰り監禁してサディスティックな虐待をするう…

あの頃の君は美しかった・・・日本的美少年

和風美少年(1) 大沢健 日本的美少年、というと真っ先に思い浮かべるのが大沢健君。まだ子役として劇団に所属している頃だと思うのですが、『JUNE』誌で偶然見かけ、その名をインプットされました。巻頭カラーページで稚児風の衣装をつけ薄化粧で写ってい…